後付けの自動ブレーキはまだないけれど、急発進防止装置が人気です

オートバックスの急発進防止装置「ペダルの見張り番」が人気だそうです。

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時速10km/h未満の状態でアクセルを強く踏むとエンジンの回転数を抑え急加速を防止
するという装置です。踏み間違いの事故は駐車場などの発進時や低速度で起こることが多いので、全てではないものの踏み間違いによる事故をかなりの割合で防いでくれることが期待できます。

効き目は3段階にあわせて、運転者の踏み方の癖にあったものを選べるというのは使いやすそうです。車によってカックンブレーキになりやすいもの、ちょっと強めに踏まないと効き始めないものがありますが、そういった車の癖の違いにも対応出来そうです。ちなみに対応車種とそうでないものがあるので、要確認です。

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走行中の急ブレーキを踏み間違えて急アクセルというタイプの事故には対応できませんが、可能性を減らすという意味では導入の価値はあるでは?
気になるお値段は本体と取付工賃込みで43,198円とのこと。新車なら自動ブレーキのオプションは5万~10万円程度で、これらと機能を比較すると安くはありませんが、買い替えの予定がしばらくない、自動ブレーキのためだけに買い替えを考えているのであれば検討の価値は十分にありそうです。

ダイハツは先日、後付の衝突被害軽減装置の開発を表明しています。現状で自動車メーカーが後付の自動ブレーキに言及しているのは恐らくダイハツのみですが、踏み間違いによる事故は世間の感心が非常に強いので自動ブレーキや急発進防止装置の開発が行われるかもしれません。