交通事故を(確率的に)起こしやすい人
一度事故を起こした人
一度も交通事故を起こしていない人が交通事故を起こす確率よりも、一度交通事故を起こした人が2回めの事故を起こす確率は後者、事故経験者がもう一度事故をおこす方が高いそうです。
さらに言えば、1度事故を起こした人よりも2度事故を起こした人の方が次の事故を起こしやすく、回数が増えるほど次の事故を起こす確率は高くなるのだとか。
つまり事故を起こすほど次の事故を起こす確率が高くなる、ということになります。
任意保険の保険料は事故を起こすと高くなり、事故を起こさなければ安くなるのは、単に保険を使った分高くするというわけでなく次の事故を起こすリスクが高くなったからです。
信用リスクが高い人
信用というのは周りの人から信頼されている、ということではなくお金の話です。クレジットカードの支払いを落とした、ローンの返済が滞っている、という場合の信用リスクが高い人です。信用が低くリスクが高い、つまりお金の管理が出来ない人は事故を起こす確立が高いことがわかっています。
原因としては運転に対する責任感が弱いことが挙げられています。無責任な運転が事故につながっているのではないかと考えられています。
事故を起こしやすいのは青?
事故を起こした車の色を青が最も多かったそうです。
データが非常に古く、今ではほとんど見かけない緑が2位となっています。たしか2000年代のアメリカのデータでは事故に巻き込まれる(事故を起こすだけでなく事故にあう)確率が最も高いのは黒とされていました。
車のカラーは白、グレー、黒が中心で偏っていると思うので車のカラーリングで事故に巻き込まれやすいかどうかを判断するのは非常に難しいと思います。ただ、白は視認性が高いので事故に巻き込まれにくい、といわれます。
まとめ
統計学的に事故を起こしやすい人はいると考えられます。特に一度でも事故を起こした方は次の事故の可能性が高くなりますので、運転の際は意識して”かもしれない運転”でお願いします。
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