気になるのはJC08モードの燃費よりも実燃費

10・15モードやJC08モードでの燃費と実燃費はそれなりに違うので、メーカーが公表している数字を鵜呑みにしている方も少ないと思いますが、そうだとしても不正はよくありませんね。出来ればメーカー自ら実際の燃費、実燃費を表記して欲しいところですが、走り方や場所、運転する人によってだいぶ異なるので、たとえ不正を行わなくても優良誤認を招くもとかもしれません。

ところで、実燃費把握しているでしょうか?最近の車は燃費計が付いていたり、アクセルの踏み方にムラがあるとか注意されたり、低燃費運転をアドバイスしてくれるので参考にされている方も多いと思います。燃費計が付いていなくても簡単な計算で実燃費を求めることができるのでカタログ表示値とどのくらい実燃費が違うのか、計算してみるのもおもしろいと思います。
実燃費の求め方ですが、簡単な方法は満タン給油から何キロ走って、次に満タン給油したときにどれだけガソリンが入ったか、それがわかれば計算できます。

簡単な実燃費の求め方

まずはガソリンを満タン給油します。つぎにトリップメーターを0にします。トリップメーターは2つか3つくらい同時に記録できると思うので、一つは給油の度に0にすると給油のタイミングが掴みやすくなるのでオススメです。もう一つは年間だったり、遠出をする時にどのくらい走ったのか記録したり、色々な使い方があります。

ガソリンを満タンにしてトリップメーターを0に戻したら、あとは普段通りに走ります。ガソリンが少なくなったら満タン給油します。出来ればガソリンスタンドは同じところで。可能ならセルフスタンドで自分で入れる方がより正確な実燃費を求めることができます。というのも、満タンといってもガソリンスタンドによっては少しでも沢山いれようとするところがあり、スタンドによって微妙に満タンが異なるからです。満タンを同じ基準にするにはセルフスタンドで自分で入れるのが一番です。

ガソリンを入れたら、トリップメーターの走行距離をレシートに記入された給油量で割ります。それが実燃費になります。

普段走っている時の燃費、スタッドレスタイヤの時の燃費、高速道路を使って遠出をした時の燃費などを計算すると、案外違うのがわかります。高速道路は場合によっては普段の倍くらい走るので体感的にわかりやすいですが、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの違いなどはわかりにくいので、計算すると面白いと思います。

発売直後の新車は車のレビュー記事などでおおよその実燃費が言及されていることが多いので、購入の際は参考になると思います。他にはユーザーが実燃費を報告出来るサイトもありますが、どこまで参考になるかは疑問がありますが、参考の一つにしてみるのもいいかと思います。

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