免許証の写真が持ち込みやすくなるらしい

免許証更新時の写真持ち込みについて基準を明確にするとのこと。

trafficnews.jp

私が免許を取得した頃(20年ほど前)は写真を持ち込む方が安上がりなのでそれなりにいたのですが、いつの頃からか持ち込む方はほとんどいなくなった印象があります。
持ち込むと「この写真じゃ駄目」と言われ二度手間、費用も倍になってしまうからです。
先の記事のように免許証の写真には色々な条件がありますが具体的な指摘がないため、条件に合致していないというよりも交通安全協会のお小遣い稼ぎで写真持ち込みを断っていたんじゃないかと邪推したくもなります。

どうして今になって写真の基準について明確にするのかと思ったら、こんなことがあったようです。

www.taro.org

これによると写真の持ち込みが270万件あるとのこと。
270万件が持ち込まれたけど使えない写真と判断されたものを含むのか、それとも実際に免許証に使用された件数だけなのかがわかりませんが、恐らくは後者でしょう。
年間の免許証交付数(新規・更新・再交付など含めて)は約2100万件なので約13%も持ち込みになることに。
断られた人を含めると2割り程度は写真の持ち込みを希望しているのかもしれません。

私はゴールド免許なので近所の交通安全協会で更新しています。そこはカメラが古くて、そこで更新してから10年ちょっと経ちましたがずっと同じカメラ。
そのため今の感覚では明らかに解像感が足りません。
自前のカメラで撮影してネット経由で作成したマイナンバーカードと比べると写真の差は一目瞭然。
写真付き身分証の意義を考えるとマイナンバーカードと見比べ免許証の写真でいいのかと思ってしまいます。

いずれは免許証とマイナンバーカードが一体化するとのことで、写真もデータの持ち込み、ネット経由の更新が可能になるでしょうか。

そうならなくても、ベストショットを免許証に使いたい方や写真館にはとりあえずの朗報でしょう。