免許をとるためにどのくらいの時間が必要?免許取得にまつわる時間について
免許取得に関する時間についてまとめました。
有効期限について
免許取得の期限
自動車教習所に入ってから卒業までは9ヶ月以内と決まっています。正確には最初の学科教習を受けてから9ヶ月以内です。
9ヶ月以内に仮免をとって、路上教習を受けて、卒業検定に合格しないと、約30万円もする教習料金が無駄になってしまいます。
普通に通っていれば9ヶ月は十分な時間ですが、さぼっていたら行きたくなくなり、数ヶ月行かなかった、なんて話は時々聞きます。長くなると運転の感覚が掴みづらいので、余裕があるなんて考えない方がいいと思います。
仮免の有効期限は半年
仮免の有効期限は半年と法律で決まっています。半年を過ぎて卒業検定をに合格していないともう一度仮免を取得する必要があります(もちろん仮免の再取得には試験を受けて合格する必要があります)。
教習期限は9ヶ月ですが、早く仮免を取ると仮免の有効期限が先に終わる可能性があります。
自動車教習所に入ってからどのくらいで免許がとれる?
教習所に通えるのは何歳から?
普通自動車免許の場合、18歳の誕生日の1ヶ月前から自動車教習所に入ることができるケースが多いようです。
卒業後の進路が決まった高校生が自動車教習所に通い始める事も多いと思いますが、誕生日の差は結構大きいですね。
入校式
自動車教習所で最初に行うのが入校式です。入校式では免許取得までの流れ、適性検査や自動車教習所での予約の取り方、ペーパーテスト対策のやり方など、様々な説明が中心です。
多くの自動車教習所では入校式は毎日行われず、週に何度かという感じなので、教習所で手続きをしたその日から教習が始まるというわけではありません。
技能教習の上限
普通免許の技能教習(実技)は34時限(AT限定は31時限)と決められています。
また1日に受けられる技能教習は第一段階で1日2時限、第二段階(路上教習)で1日3時限(ただし、連続3時限は駄目)と上限が決まっています。
学科の方は上限はありません。
聞いた話では芸能人が免許を取る際、この上限がネックになるそうです。1日の上限は法律で決まっているので、芸能人であっても特別な理由があってもそれ以上は認められません。
これらの決まりがあるため合宿免許などでは最短14日というところが多いようです。
結局、どのくらいで免許がとれる?
合宿でなくても、理屈では最短14日は可能ですが、仮免許を取るためのみきわめや、高速教習、卒業検定試験、応急救護などは曜日が限定されていると思うので、合宿免許のようにキッチリ予定を埋めることが出来ません。合宿でなければ頑張っても3週間くらいはかかるでしょう。
技能教習の予約は1日2時限まで、のような制約があると思うので3時限目はキャンセル待ちをすることになり、短期間で免許を取るには1日中教習所にいる、なんてことになるので覚悟が必要です。
かなり詰めて3週間で、1ヶ月で取るのも結構たいへんだと思います。学生なら2ヶ月程度で取る方が多いようです。教習所によっては短期集中コースのようなものがあるので、教習所に問い合わせてみるといいかと思います。
社会人はどのくらい?
社会人の方が週末や夜の教習を利用して、技能教習を1週間に3時限受ければ12週、3ヶ月で卒業出来る計算になります。実際のところ、社会人や主婦で週に何度かしか通えない、となると半年近くかかる方が多いようです。
学生が多くなり予約が取りにくくなる春休み・夏休みを避けて、3ヶ月程度は毎週末教習所に行く覚悟を決めて、ある程度時間がとれる時に通うのがいいでしょう。
どの時期が取りやすいか?
季節によって試験が難しくなるなんてことはありませんが、教習所が混む季節というのがあります。それは夏休みと春休みです。
夏休みは大学生が免許を取りに来る季節で、春休みは3月に高校を卒業する学生が免許を取りにきます。
2月、3月、8月、9月、あたりが自動車教習所の混む時期です。
出来るだけ短期間で取りたいのであれば、この時期は避けた方が予約がとりやすくて楽です。
予約が取りにくくなると車に乗る期間が空き、感覚がつかみにくいので空いている時期に集中的に自動車教習所に通う方がいいでしょう。
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