新型WRX発表からレヴォーグの年次改良を予想する

北米向けのWRXが発表されました。

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これは国内ではS4になり、STIはちゃんと用意されているそうです。
北米向けはS4にもマニュアルがあるけれど、国内向けにはなしだそうで。
内装写真を見るとマニュアルとの組み合わせの時にはアイサイトが付かないようです。
新しいWRXではマニュアルとアイサイトの組み合わせが実現するかもしれないと予想していたので、この点は残念です。

賛否分かれそうなのは樹脂フェンダーとリアまわり。
フェンダーはボディのカラーリングとの組み合わせで印象が少し異なりますが、セラミックホワイト?との組み合わせは特にあっていると思いました。
フェンダーは写真を見ると単に未塗装というわけじゃなく模様が入っているようです。カーボン風など手軽にカスタムする余地が増えて、面白いのではないでしょうか。
リアバンパーの樹脂部分(未塗装部分)が大きいのは新しいISにも見られますが最近の流行りですね。
造形とあわせ、実物は迫力がありそうです。
リアガーニッシュはオミットするようなパーツが出そうな気が。

それよりもレヴォーグ

注目はレヴォーグ。同じエンジンをレヴォーグにも搭載するそうです。
新しいWRXにはワゴンバージョンが用意されるなんて噂が昔あったのですが、S4相当のレヴォーグが噂の正体ということでしょうか。

レヴォーグについてはそれだけじゃなく、クロスオーバー仕様のアウトバックが用意されるのでは?という噂というか要望があるようです。
WRXが樹脂フェンダーを採用したことを考えると、レヴォーグが採用してもおかしくないわけで、ブランドイメージ統一のためにも樹脂フェンダーを装着したレヴォーグアウトバックはありえるでしょう(単にマイナーチェンジで樹脂フェンダーを取り入れる可能性もあるかもしれませんが)。

さらに言うと、先代レヴォーグは欧州向けにNA仕様が販売されていました。今回もNA仕様が出たりしないのでしょうか?
出るとすればBRZのFA24があります!
NA版を投入した理由は明確になっていませんが、ターボは走りが過激なイメージがあり敬遠されたと言われています。
欧州で売れているワゴンはモンデオやゴルフヴァリアント、パサートヴァリアントあたりです。
現実的にはレヴォーグにNAが出てもインプレッサのFB20だと思いますが。
いずれにせよ、ボンネットに開いた穴のせいで避けている人もいると思うので、NAのレヴォーグがあってもいいのでは?

次のフルモデルチェンジは?

スバルは基本的に年に1車種を更新しています。
これからはEVが入ってくるのでそのペースも乱れるかもしれませんが、順調に行けば次のフルモデルチェンジはインプレッサです。
ですが、インプレッサよりも先にXVを出すという噂があるようです。
(XVの名前をやめて北米で使っているクロストレックに統一するという噂も)
SUV人気、クロスオーバー人気のうちにXVを出す作戦なのか、ハイブリッドやPHVを出すのか。
WRCのレギュレーションが大きく変更されることからXVでのWRC復帰の可能性も指摘されています。
発表は来年、発売は2023年だと思われますが、EV化の波で舵取りが難しい時代にスバルがどんな方針を立てるのか注目です。