レクサスUXのライバルはX2、Q2、GLA
UXの特徴
レクサスUXの特徴の一つは全幅が上位にあたるNXとほぼ同じでありながら、全高は低くなっている点。立体駐車場は1550mm以下に制限されていることが多いのですが、その制限をクリアします。
全長4495mm×全幅1840mm×全高1520mm(欧州仕様値)
先日発表されたパワートレーン、4WDシステムを使用するようなので、燃費や走りも期待できそうです。ちなみに、このエンジンはレギュラーガソリンでも使えるそうですがレギュラー使用になるのかはわかりません。
また、装備でNXを上回るような部分があり、NXよりもコンパクトだからといって車格が落ちる、という印象は少ないかもしれません。
見た目さえ気に入ればUXはかなり力のあるモデルになりそうです。実際、かなり売れると思われます。
というわけで、UXのライバルとなる車をいくつか挙げたいと思います。
アウディQ2
直接のライバルはQ3になりますが、Q3はフルモデルチェンジ目前とされていますがまだ発表されていないのでQ2を。
Q2は昨年2017年の6月に発売されたコンパクトクロスオーバー。発売から1年経っていませんが、よく見かけるアウディです。
Q2はアウディのA3やゴルフと同じ車体です。UXよりも一回り小さいサイズ、C-HRよりもちょっと小さいサイズ。
全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mm
排気量は1000ccのターボのみで、色々なレビュー記事で1000ccと感じさせないと書かれていますが、UXの2000ccにハイブリッドの組み合わせと比べたら非力でしょう。
サイズや排気量ではフルモデルチェンジ後のQ3が検討対象になると思いますが、Q3は恐らく全高が1550mmを超えてくるので、マンション駐車場など1550mm以下が条件の場合は外しても大丈夫でしょう。その点、Q2は全高1530mmに抑えてあるのでUXの比較対象としては悪くないかもしれません。UXが販売される頃にはQ3の発表もあるかもしれません。
BMW X2
X1の派生車で2018年初夏の発売予定で、ガチでUXのライバル。
ヨーロッパではディーゼルエンジンも用意されますが日本は2リッターターボのみ導入予定です。
X1と比べX2の方が全高が低く、全高はUXとほぼ同じ。
全長4360mm×全幅1824mm×全高1526mm(欧州仕様値)
ラゲッジスペースが470リッターとクラス最大級なのが特徴
(Q2は405リッター、GLAは421リッター、C-HRが318リッター、ヴェゼルが393リッター)UXのラゲッジスペースは不明ですが、400リッター前後と思われるので、X2は使い勝手がよい車になりそうです。
ただ、エクステリアデザインはカジュアルな方向なのでUXとはキャラクターが少し違うため、好みによって検討に入らないかもしれません。
メルセデス・ベンツ GLA
小型SUVの中でもクロスオーバーに近いデザインです。グレードにもよりますが全高は1500mm程度で立体駐車場は問題ありません。
全長4430mm×全幅1805mm×全高1510mm
Aクラスのクロスオーバー版というよりも別モデルという感じになっています。
全幅は1805mmとUXを含めたライバル車と比べて控えめなので運転が苦手だと感じている方でも比較的扱いやすいかもしれません。
Aクラス同様GLAも人気がありません。人気のない理由の一つは小さいベンツはいらない、という既存ユーザーが多いからだとか。GLAで新規ユーザーがつかめない理由があるのか、少し気になるところ。
レクサスNX
一番のライバル、検討対象はNXのような気がします。
lexus.jp
NXは大きくて運転が難しそうだから少し小さいUXを選ぶ、というケースも多いと思います。運転席からの視点はNXの方が高くなるのでNXの方が運転はしやすい面もありそうです。全幅もあまり変わりませんので、狭い道はどちらも気を使うでしょう。運転しやすさという点ではそれほど違わないかもしれません。運転しやすさは試乗でしっかりと確認したいところです。
全長4640mm×全幅1845mm×全高1645mm
全高1550mm以下のコンパクトSUVは後部座席の頭上空間に余裕がなく、ワンボックスに慣れた方には狭く感じるかもしれません。その点でNXは多少余裕があります。