車検切れ寸前に事故ったら修理中に車検が切れてしまう

車検が切れる直前に事故で修理、修理期間中に車検が切れてしまう、というケースが少ないながらもあります。車検が切れちゃうと走れないわけですが、そんな時は修理前に車検を通すのか、気になるかもしれません。
結論から言えば、気にする必要はありません。

修理をしなくても車検が通る状態であれば、先に車検を通してから修理を行うかもしれません。塗装とか板金ならそうするかもしれません。
修理をしないと車検に通らない状態であれば、ちゃんと修理を行って車検に通る状態に整備してから車検を通します。
車検が切れてから車検を通すことは難しいことではないので心配無用です。

こういった場合は仮ナンバーを取得して自走して車検を取る、積載車で車検場へ向かい車検を受ける、のいずれかが考えられます。
仮ナンバーの取得には自賠責保険の加入が必要ですので、車検の前に自賠責保険に保険に入る形になります。
役所に行って自分で仮ナンバーで自走する場合は、600円くらいで済むと思いますが、業者の仮ナンバーで回収してもらう場合は5000円から1万円くらい費用がかかるかと思います。

仮ナンバーを借りる時には自賠責保険証、車検証(切れたもので構いません)などが必要になりますが、仮ナンバーの申請と車検証の名義は別人物で問題ありません。車検が切れた他人名義の車を譲り受ける際に、仮ナンバーで車検を通した後に名義変更する、ということも可能です。

積載車の場合は、通常の車検費用に加えて陸送費用が必要になります。陸送の方がずっとお金がかかるので、仮ナンバーで車検を受ける方が多いと思います。

事故は予見できませんが、車検は予めわかっている事なので余裕を持ってスケジュールを組んでおく方が安心です。