国内では販売されないと思うけど新しいブロンコ
フォードが新型ブロンコを発表しました。
新型というか復活というか。
フォードが撤退したのでCar Watchには記事が出ないかと思いましたがちゃんとありました。
密閉を避けるためではないと思いますがドアだけじゃなく天井も取り外せるようになっているとのこと。
どうでもいい話ですが、私が子供の頃、父親は三菱のジープに乗っていてクーラーがないものだから夏になるとドアを外して走っていました。
カーブで落ちるんじゃないかとえらく怖かったことを覚えています。
新しいブロンコはタイヤが35インチと巨大で、ファニーなエクステリアデザインとあいまってなんだかラジコンのようでもあります。
ラジコンでもスケールクローラーと呼ばれるリアルなボディとシャーシを組み合わせたクロカンタイプが少し流行っているのですが、ブロンコの2ドアは似合いそうです。
タミヤ 1/10 電動RCカーシリーズ No.675 メルセデス・ベンツ G 500 (CC-02シャーシ) 58675
- 発売日: 2019/12/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
大きなタイヤは見掛け倒しというわけじゃなく、流行りのSUVというよりもクロカンも出来る本格SUVというよりもといった感じです。
フロントはダブルウィッシュボーンですがリアはリジットアクスル。これはメルセデスのGクラスと同じ組み合わせ。
初めてのフルモデルチェンジをしたランドローバーのディフェンダーはフロントがダブルウィッシュボーンでリアはマルチリンクの4輪独立懸架。ラダーフレームですらなくモノコック。
フロントもリアもリジットアクスルを採用しているのはラングラーとジムニーくらいでしょうか。
舗装路の乗り心地を考えたらリジットアクスルに拘らない方がいいわけで、一方で悪路走破性は競合と同等なのかは気になります。
日本で売れているアメ車はほぼジープですが、ブロンコがアメリカで生産されるなら、トランプ大統領の機嫌をとるために輸入される可能性があるかも。
カローラクロスは幻のTJクルーザーだった?
トヨタがタイでカローラクロスというカローラベース?のコンパクトSUVを発表しました。
サイズは4460×1825×1620mm、ホイールベースは2640mm。国内でも売れているCセグメントのSUVです。
トヨタのCセグメントSUVはC-HRがありますが、他に販売を前提にTJクルーザーが開発中とされていました。
そのTJクルーザーは2020年にも市販確実と言われていましたが、どうやら数ヶ月前に開発中止になったようです。
実用性が高そうだったので残念です。
TJクルーザーは4300×1775×1620mm、ホイールベース2750mmでカローラクロスとはサイズが微妙に違うのですが、TJクルーザーと同時に開発してカローラクロスの方が日の目を見たのかなという気がします。
こうやってみるとTJクルーザーはどうしてもこんなにホイールベースが長いのでしょうか?単にショーモデルだからなのか、謎のテクノロジーを用意しようとしていたのか?
FFと思われるので全長4300mmに対してホイールベース2750mmは単に盛りすぎでショーモデルだからなのでしょう。
ちなみにカローラスポーツは全長4370mmに対しホイールベースは2640mm。メルセデスの一つ前のAクラスは全長4290mmに対しホイールベースが2700mmなので盛りすぎとも言い切れませんが(現行Aクラスは全長、ホイールベース共に長くなっています)。
あと、日産のe-POWERのようなエンジンは発電のみ駆動はモーターのみと割り切り専用プラットフォームを作れば前輪駆動でもFR並のホイールベースは実現出来るのかなぁという妄想もあったのですがTJクルーザーお蔵入りで真相はわかりません。
カローラクロスは国内で販売されるのか?
さて、ここからが本題になります。
正直、微妙だと思いますが販売される可能性はそこそこあると思われます。
理由の一つは、サイズ的に売れやすいSUVだから。
CセグメントのSUVはトヨタではC-HRがありますが実用性はいまいち。C-HRのトランク容量が318Lに対し、カローラクロスは487Lとかなり余裕があります。
トヨタのSUVが欲しいけど荷物を積むことがあるからC-HRはちょっと、という方にカローラクロスは届くかなぁという感じが。
理由のもう一つはカローラの若返り戦略が成功しつつあるから。
カローラは先代まではどうにも年寄りくさいイメージがありましたが、現行のカローラでは一気にユーザーの若返りに成功しました。
この成功を大成功に繋げるにはカローラブランドでSUVを投入するのは理にかなっているでしょう。
ただ、トヨタはヤリスクロス(ヤリスのクロスオーバーSUV)が控えているので国内へ投入するとしたら、ヤリスクロスの後かなぁという気が。
ヴェゼルがそろそろフルモデルチェンジなので、それにカローラクロスをぶつけるのかもしれません。
2020 年 国産&輸入 SUVのすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ Vol. 121)
- 発売日: 2019/11/29
- メディア: ムック
GRカローラはセダンで出すべき
カローラのハイパフォーマンスモデルとしてGRカローラが準備中との噂です。
最近のトヨタはGR、GRスポーツ、GRMNと用意することが多いのですが、GRMNは高くて本気バージョン、GRスポーツはフロントグリルやフロントバンパーを交換したお気軽スポーツバージョンという感じ。
対してGRはどうかというと、既にGRヤリスやGRスープラの2車種がありますがGRスポーツやGRMNとはちょっと別物という感じです。
GRカローラの商標が一部では既に申請されているということなので、GRヤリスと同様カローラに大幅に手を加えたものになるはず。
トヨタ カローラ[COROLLA] Kindleカタログ [期間限定広告]
- 作者:トヨタ自動車株式会社
- 発売日: 2020/01/15
- メディア: Kindle版
ドイツ勢に対抗してセダンを
カローラは現在3種類、セダン、ハッチバック、ワゴン。
予想されているのはハッチバックにGRヤリスの1.6リッターターボを乗せたゴルフGTI対抗モデル。
ベストカーはワゴンボディでレヴォーグと被るようなものを予想しています。
ですが、私はセダンで作って欲しい!
そしてBMWの2シリーズグランクーペのM235i xDrive対抗にしてほしい。
2シリーズグランクーペはいわゆる4ドアクーペ。4ドアクーペと呼ばれるものはEセグメントあたりに多いのですが、2シリーズはCセグメントからC+Dセグメントあたりの小柄な車です。
ちょうどカローラと似たサイズ、つまり競合!
E-Four sport AWD
M235i xDriveはFFベースのAWDですが、GRカローラもAWDになるでしょう。
トヨタはモーターで後輪を動かすE-Fourのスポーツバージョンを開発中ですが、それを搭載すべし!
(RAV-4を除けば)E-Fourはいわゆる生活四駆と呼ばれるものですが、モーターの出力を強化して回転を制御することでスポーツ走行が楽しめるというわけです。
M235i xDriveやAMG A35には届かないエンジン出力をモーターのアシストでカバー出来る!はず。
XaCAR特別編集 GR magazine vol.04 (CARTOPMOOK)
- 発売日: 2020/01/31
- メディア: ムック
NA+FFバージョンも
GRヤリスは全日本ラリー選手権向けみたいなNA+FFも用意されていますが、GRカローラにも同様に用意されるかもしれません。
カローラセダンをより4ドアクーペ風にしたものが比較的安く販売されたら(セダンの中では)売れるはず。
まとめ
ボディはハッチバックが有力だとは思いますが、E-Four sportみたいな名前のAWDになると予想しています。
スバルとの協業で作ると話していた「最高に気持ちいいAWD」はGRカローラなのかも?
タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ No.97 トヨタ GR ヤリス VZシャーシ 18097
- 発売日: 2020/08/08
- メディア: おもちゃ&ホビー