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スポーツカーの維持費は普通のセダンよりどのくらい高いのか?

スポーツカーの人気は年々落ちているといわれます。スポーツカー離れの原因の1つにあげられるのが維持費の高さです。

普通のセダンハッチバックと比べてスポーツカーの維持費が高くなる原因は主に3つあります。

  • 燃費
  • 任意保険
  • タイヤ代

この3つです。
この3つについて、具体的にどのくらい維持費が高くなるのか書きました。

燃費

リッター10キロのスポーツカーとリッター15キロのセダン、1年間に1万キロ走った場合の1年間のガソリン代の違いは

ガソリン代を135円、年間走行距離を1万キロとした場合

1万キロ(年間走行距離)÷10(燃費)×135円(ガソリン代)=13万5千円

1万キロ(年間走行距離)÷15(燃費)×135円(ガソリン代)=9万円

となり年間で4万5千円の差となります。
ハイオク車でハイオクが150円とすると、年間走行距離が1万キロの場合、15万円と10万円となり、ガソリン代は年間5万円の差になります。

走れば走るほど差は大きくなるので、どうしても沢山走りたくなるスポーツカーにとって、燃費は維持費の大きな差に繋がるといえます。

任意保険

任意保険は事故率が高い車ほど保険料が高くなります。
特に車両保険が高くなります。傾向としてはドリフトで人気の車は車両保険が高いと考えた方がいいかと思います。

ホンダならCR-Zは普通のセダンくらいですが、S2000はグッと高くなります。
マツダRX-8は恐らく事故率が低く、普通のセダンと変わらないくらいか、むしろ安くなるケースもあるようです。
スバルならインプレッサは高いけどレガシィは普通、といった感じです。

ヤンチャな走り方をする人が好む車種は保険料が高くなる傾向なので、ちょっと前のFRセダンあたりも保険料が高くなります。
スポーツカーではありませんが、盗難や車上荒らしが多く壊れると修理代がかさむプリウスも車両保険が高いことが知られています。

事故率が低くても重大事故の割合が多いなど、保険会社の支払いが多くなる傾向がみられる車の保険料は高くなりますし、年齢によっても大きくかわるので、一概にどのくらい高くなると言い切れませんが、車種や年齢によっては年間で10万円から20万円程度の差が出てきます。
保険会社のサイトで出来る保険料の概算や、一括見積りなどを試してみてください。




タイヤ代

サーキットの走行会などに参加するわけではなく、通勤や街乗りとしてスポーツカーを使うのであれば、普通のセダンと比べてタイヤの減り方が特別早くなる、ということはありません。
しかし、スポーツカー向けの扁平率の低いタイヤを使うとタイヤの値段は高くなります。

4本で15万円だとしたら、軽よりも10万円、普通車でも5万円程度高くなります。
普通タイヤは5年で交換するなら5年毎に5万円余計な出費に。
スタッドレスは3年で交換すると、3年毎に5万円余計な出費に。
10年で約25万円の余計な出費、1年なら2.5万円の出費ということになります。
ただ、スポーツカーに乗るならタイヤの交換頻度は上がると思うので、もうちょっと高くなるかもしれません。

スポーツカーの方が得をするかもしれない点

スポーツカーの金銭的なデメリットばかり書きましたが、逆にスポーツカーがメリットになる可能性もあります。それは買取価格、下取り価格、いわゆるリセールバリューです。

スポーツカーは販売台数が少ないため、人気の車種は中古車の買取価格が高値で安定しているものも珍しくありません。
全てのスポーツカーの買取価格が高いわけではありませんが、買取価格がガクッと下がるセダンと比べるとスポーツカーの買取価格は安定しています。

有名なものだとトヨタのレビン・トレノ、いわゆる86や85、ホンダのS2000などはリセールバリューが非常に高いことで知られています。

まとめ

他にもオイル代やブレーキパッドなどの消耗品の値段がかわります。上に挙げた3つの項目にこれらを加えると、年間で10万円~30万円程度はスポーツカーの維持費はセダンなどと比べ高くなると思います。
スポーツカーなら普通のセダンを乗る時よりも走りたくなるでしょう。そうなると、差はさらに大きくなります。

10万円~30万円を大きな差と捉えるか、それほど差はないと捉えるか、人によって車に求めるものによって違いますが、思っているよりも違いは少ないと感じるかもしれません。

3つ挙げた項目のうち、燃費は案外大きく影響するので、スポーツカーでも比較的燃費がいいものを選ぶというのも手です。

また出来るだけ自分で整備を行えば、ディーラー任せ、整備工場任せよりも維持費は抑えられますし、愛車にさらに愛着もわくでしょう。
車好きならスポーツカーに手を出すのも悪くないのではないでしょうか?

Pen (ペン) 2012年 8/15号 [雑誌]

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