2018年6月現在の125ccのATまとめ

AT限定普通二輪小型限定免許が少し取得しやすくなったので、この免許で乗れる現行をまとめてみました。
125cc未満のバイクは車の免許とセットになっている国も多いそうで、日本でも原付一種と二種の区別がなくなり車の免許で乗れるようになるのでは?と期待されましたが、それはやっぱり難しいようですね。公認自動車学校の校長は全て警察出身の天下りであることを考えると(自動車学校経営者は天下りではありません)、免許の種類が増えることはあっても減ることはないのかもしれません。

ヤマハ

トリシティ125
BW'S125
NMAX
シグナスX SR
アクシスZ

ヤマハの125ccはたぶん全部ATになっているかと思います。中でも三輪のトリシティ125はこけなさそうでいいですね(一度倒れると起き上がりは大変そうですが)。NMAXはこのクラスで初めてABSが装備されたもので、MAXシリーズらしく高額です。他社よりも車種ごとのキャラクターがはっきりとしている気がします。

スズキ

スウィッシュ
アドレス125
アドレス110

スウィッシュは外国のスクーターっぽいデザインで、シート下収納も大きそうで使いやすそうです。業務用で見かけるアドレス125も荷物も二人乗りも使いやすそうです。アドレス125は現行モデルでは最速と言われています。

ホンダ

PCX
クロスカブ110
リード125
ディオ110
ベンリィ110

ホンダは原付二種の種類がやたらとあります。スーパーカブ110、クロスカブ110やビッグスクーター風の人気があるPCXなど個性的です。特にカブはモデルチェンジで丸目に戻り、ダブルシートに風防だけでクラシックな感じになりますし、パーツも多いと思うのでカスタムも楽しめそうです。

カワサキ

なし

外車

プジョー

ジャンゴ
シティスター
スピードファイト

ベスパ

キムコ

K-XCT 125i
Tersely GT 125i
Racing S 125

SYM

JET 14 125i
ComBiz 125
Umi115
RV125i
CROX 125
JOYMAX125i
Mii110
Z1 125

キムコのTerselyはスクーターには珍しい16インチのタイヤを採用しているので安定感がありそうですが、一方でタイヤの入手性はどうなのか気になります。
SYMはやたらと種類が多く、50万円を超える高級モデルから20万円程度のものまで幅広く揃っています。JOYMAX125iはクラス最大の15馬力。

国内メーカーの海外向け(新興国向け)モデルを輸入して販売しているお店もあります(逆輸入と書かれますが、逆輸入は国内生産後に輸出されたものを輸入したものに使っていた言葉なので、厳密には逆輸入ではなく普通の輸入です)。

マツダの新規小型SUVはアクセラベースになるはず

マツダが小型SUVを出すとの噂です。
マツダSUVCX-3CX-5CX-8の3種類。この中でCX-3は小型SUVのカテゴリーに入っているので、これよりも少し大きなものか小さなものを出すということなのでしょうか?

CX-3よりも少し大きなCX-4というものを中国で販売していて、CX-4は最近のSUVで流行っているサイズなのでこれを導入する可能性はあるような気はします。
CX-4のサイズは全長4633mm、全幅1840mm、全高1535mmです。SUVでありながら立体駐車場が使える1550mm以下に収まっています。BMWのX2やレクサスのUX、スバルのXVなども1550mm以下に収まっていて、この1550mm以下のSUVは各メーカーがこれから用意して主戦場になるのではないかと思われます。

ただ、CX-4の全長は4633mmとCDセグメントと呼ばれる少し大きめの中型車ですので、小型SUVとは呼ばないでしょう。となると、噂の小型SUVCX-3よりも小さいものか、CX-3を廃止して置き換えるか、のどちらかでしょうか。

マツダCX-5がよく売れていて、次がアクセラ、その次がデミオだったかと思います。各社SUVがよく売れているのですが、SUVなのにCX-3はなかなか売れないのでどうにかしたいとマツダは考えているでしょう。そこでCX-3のフルモデルチェンジの際に名前を引き継がずに新しい名前で出直すことは考えられなくもありません(ホンダはそれをよくやりますが、マツダやスバルといった販売台数が少ないメーカーはあまりやりませんが)。可能性は低いかもしれませんがありえます。
全く新しい小型SUVを出す可能性はどうでしょうか。マツダはこの秋にも新型アクセラを発表すると言われています。アクセラはフルモデルチェンジでプラットフォームを新しくし、SKYACTIV-Xという新しいエンジンを搭載すると考えられます。この新型アクセラをベースとした新しいSUVを出すかもしれません。

アクセラをベースにするのであれば、CX-3CX-5と間のサイズ、恐らく全長は4400mm前後、全幅は1800mm程度のものになるんじゃないかと思われます。全高は1550mm以下を期待したいところ。レクサスが発売予定のUXやスバルのXVに近いサイズ(それよりもちょっと全長が長いかも)のものになるんじゃないかなぁと思います。

CX-3デミオベースでしたが、もしかしたらスバルのようにマツダもBセグメントを捨てるのかもしれません。現行のデミオもBセグメントに分類するには大きすぎますし、エンジンなどを考えるとBセグメントの開発は利益率に対して負担が大きすぎるのかもしれません。

ディーラーが車高調を入庫拒否する理由

簡単に言うと車検を通らない状態だから。具体的には車検証に書いてある車高からの変化が大きすぎるから。

保安基準の範囲内を超える場合は構造変更検査を受け、構造変更をする必要があります。構造変更をするとその日から車検が1年か2年になります。要するに車検を受け直した状態です。逆に言うと、構造変更が必要な状態は車検に通りません。

構造変更が必要な状態は車検を取り直す状態、つまり車検に通らない状態ですので、ディーラーなどでは入庫を断られます。指定工場が車検に通らない車の面倒を見ると、最悪の場合指定工場の取り消し(車検が出来なくなる)もあり得るためディーラーは入庫を断ることが珍しくありません。

車高調に交換すると構造変更が必要なのかというと、そんなことはありません。記載変更で対応できる場合もあります。

記載変更と構造変更の境目と言われるのが高さ4センチ、幅2センチ以上の変化は構造変更、それ以下であれば記載変更とされています。
4センチなのか5センチなのか見ただけで判断は出来ないので見逃されがちですが、エアロとかホイールサイズなどを見て、怪しければ測定して4センチ以内かどうか確認されます。

ディーラー以外の指定工場はそれほど厳しくないところが多いので、全高が5センチか6センチくらいの違いなら整備や車検なども対応してもらえるかと思います(といっても、やはり車検通るのか怪しい改造の場合は慎重になるので難しいこともあります)。ディーラーへの入庫は無理なので点検パックみたいなものが残っていても捨てる覚悟は必要です。