渋滞を少なくするには

このブログの信憑性を疑問視する声があるそうですが、もしかしたらAIによる信号の制御は効果があるかもしれません。

tamakino.hatenablog.com

というわけで、僕が考える最強の渋滞解消方法です。

常時左折可にする

アメリカの場合、信号が赤でも右折(左側通行の日本では左折)は可能です。赤信号で右折できない交差点もあるそうですが、交通量の多くない交差点は基本的に右折ができるようです。
そんなこともあって、アメリカのFedExは左折をやめて右折だけで配送するようにしたら配送時間を短縮できたそうです。配送ルートはドライバーが決めるのではなく、ソフトが決めてナビで指示するようです。左折待ち(日本なら右折待ち)の時間が思いの外長いことと、常時右折可(日本なら左折)による信号待ちの時間が短くなるため配送時間の短縮に繋がるのでしょう。
日本でも信号に関係なく左折出来る交差点はありますが、もっと増えてもいいのかなぁと思います。特に左折レーンが埋まるような交差点は信号に関係なく左折出来るように改修してもらいたいところですが、都市部ではスペースを確保出来るのかが問題になりそうです。

相乗りタクシーの利用

自家用車は第二の我が家みたいなところがありますが、そのせいで一人一台の沢山の車が走り、渋滞に繋がっている面は否定できません。
目的地が同じであれば、1台の車に相乗りすることで車を減らすことが出来るはずです。実際、相乗りタクシーの実証実験が現在行われています。
タクシーの運転手が主導して、不特定多数の客を一緒に乗せるのは禁止されていて、駅から空港、みたいな一定のルートを走る場合は乗客の意向ではない相乗りが認められているものもあります。
実証実験が行われているものは、AからBに走っているタクシーがあるので、それをアプリで捕まえて相乗りする、みたいなイメージです。
路線バスよりも割高になるけれどオンデマンドで柔軟に対応出来る、はず。これにより通勤のマイカー利用は減らせるでしょう。

ハイテクな車の普及

多くのドライバーのイライラは赤信号からの発進でしょう。青になったらスムーズに発進しろや!っていうイライラです。恐らく、これは次第に解消すると思われます。
というのもハイブリッドと追従型クルーズコントロールが増えているため。
エンジンだけでの発進よりもトルクのあるモーターによる発進の方がスムーズです。さらに前車追従機能によりでもたもたしていても勝手に発進してくれます。
トラックにおいてもハイブリッド化の流れは避けられず、発進時はよりスムーズになるでしょう。新しい車が増えると自然と渋滞は現在よりもマシになるでしょう。

まとめ

ピーク時は直行する道路の両方が渋滞するので、そういう場合は信号の制御で渋滞を解消することは難しいと思われます。信号の切り替えタイミングよりも発進時にいかに車をスムーズに動かせるか、の方が効果が高いでしょう。ハイブリッド、PHV、EVなどのモーター化やアクティブクルーズコントロールなどの運転支援機能の普及の方が人智を超えた信号のコントロールよりも渋滞解消に繋がると思います。

クラウンのさらなる高級グレードは本当に、どうしても出ないのか?

新型クラウンはロイヤル、アスリート、マジェスタを一本化し、クラウンのみに。グレードはいくつかあるものの、マジェスタに相当するものはなくなりました。
トヨタ本体からディーラーにもマジェスタ相当は開発していないという通知が行っているとか。
高級車をレクサスブランドに移行した結果、トヨタディーラーで販売出来る高級車がなくなったことに対する配慮からマジェスタが生まれたと言われています。
アルファードや今度発表されるスープラなどレクサス誕生時から比べるとトヨタブランドにも高額な車種が増えてきていて、特にアルファードが売れているのでマジェスタがなくてもディーラーも困らないでしょ、という事でしょうか。
しかし、新型クラウンの内装はマジェスタからの乗り換えにはちょっと(大きく)落ちるような気がします。トヨタ本体としてはレクサスに行って欲しいのだと思いますが、売るだけのディーラーとしてはレクサスに客を取られたくないのが本音でしょう。
ジェスタからレクサスに乗り換えたらトヨタディーラーにインセンティブが支払われるというような仕組みがあるかもしれませんが、ディーラーは簡単に上客を取られたくないはずです。メーカーにしろディーラーにしろ、ヴィッツを1台売るよりもマジェスタのような高い車を1台売る方が儲かりますので、結局はトヨタも折れてクラウンの高級グレードを販売するのではないかと予想します。
ただし、マジェスタのようなロングホイールベースではなく、内装を豪華にしたりモーターの出力を向上させたりといった程度にとどまると思います。

同じ水没でも原因によっては車両保険が使えない

水没した車は車両保険が使えるのか

水没した車は廃車にする場合もありますし、修理して使えるようになる場合もあります。電装系はほぼ全て駄目になると思いますが、エンジンの中に水が入らなければ(冠水状態でエンジンをかけなければ)修理は可能なケースが多いかと思います。といってもシートを乾かしても匂いが残ったりするので廃車にすることが多いようです。ちなみに中古車の中には水没車もあり、その場合は修復歴は”あり”になります。
そんな水没した車ですが、車両保険が使える場合と使えない場合があります。
洪水や台風による高潮による水没は車両保険が使えますが、地震による津波での水没は車両保険が使えない、というのが一般的です。ちなみに地震だけでなく噴火も車両保険が効きません。保険会社によりますが、東日本大震災を受け現在は地震津波・噴火に対する一時金を給付する特約が用意されています。

車両保険が使える・使えないの差は

自然災害によって車両保険が使える場合と使えない場合がありますが、基本的には予測可能な自然災害に対しては車両保険が使えません。例えば津波の場合は、揺れから津波到着までに避難する時間があるので車両保険は使えないという考え方です。津波より高潮の方が避難しやすいような気もしますが、基本的な方針として地震関連と噴火関連は車両保険が使えません。地震による火災は火災保険が適用されないので地震保険に別途加入する必要がある、というのと同じと考えるといいかもしれません。
また、車両保険にはフルカバータイプからエコノミーまで2から3種類用意されますが、台風や大雨などの自然災害はどのタイプでも保証されます。自然災害で車両保険を使った場合、3等級ではなく1等級ダウンとなります。

全損にならないケースも

水没してエンジンがかからなくなった車に車両保険が使えるとしても必ず全損扱い、車両保険が満額下りるわけではありません。駐車中の車が浸水してある程度水に浸かったものは保険会社も全損と判断することが多いようです。しかし冠水したところに突っ込んでエンジンに水が入ったようなケースでは全損扱いにならない、車両保険が満額下りないケースが多いようです。
多少の冠水でも走ることは出来ますが、エンジンやトランスミッションに水が入り込むことがありますし、ファンやラジエターが故障するので冠水した道路で車を走らせるのはやめた方がいいです。