旧リーフのバッテリー交換が30万円から可能に

日産のEV、旧リーフがバッテリー交換プログラムを開始したようです。
24kWhのリファブリッシュされたバッテリー交換で30万円とのこと。海外のサイトでは報じられているのですが、国内のサイトでは具体的な価格について見かけないのが謎ですが。

car.watch.impress.co.jp

新型リーフが発売される前は中古のリーフが50万円とか投げ売りみたいな値段で販売されていましたが、少し前から中古リーフの価格が上がってきていて、100万円以下は見かけなくなりました。バッテリーのへたったものが廃車にされたのかと思っていましたが、このために回収されていたのかもしれません。というか、このためでしょう。

ちなみに新品のバッテリー交換は65万円だとか。

年間走行距離にもよりますが、ガソリン代を1年で10万円くらい減らせるのはわけがないと思います。バッテリー交換が3年で元をとれると考えると、中古中古リーフがCセグメントハッチバックと較べて割安であることを考えると、投げ売りされていた中古のリーフを購入された方は大正解でした。今から中古リーフを買っても悪くないでしょう。

一方通行で進入禁止の場合、一時停止線は必ずくっついているわけではない

一方通行の場合は一時停止線の両端が白線にくっついている、というツイートが話題です。


このツイートの中の間違いは

入りたい道の停止線がつながってたら一方通行(進入禁止)、切れてれば入れる

停止線が切れていても入れない道路はあります。

侵入できない場合、停止線の両端にくっついている場合はありますが、全てがくっついているわけではありません。なので、一時停止線を見て右左折が可能か、一方通行かどうかは判断は出来ません。

右左折禁止の標識はなく一方通行のため右左折禁止を停止線で示しているという道路は恐らくないので、標識を確認するべきです。
また、停止線の位置は直交する道路からは確認しにくい位置にありますので、停止線を見て確認というのは後続車にとっても危険です。

停止線が両端にくっついている場合は進入禁止であるのはほぼ確かですが、まず標識を確認すべきです。

白線、オレンジ線の使い方は必ずしも厳密に法律で規定せれているわけではありません。白線やオレンジ線はかすれ、その全てを十分な状態で維持出来ないこともあってか、今後厳密な規定も行われないでしょう。一方で標識はしっかりと決まっているので標識を優先しましょう。

アベンシス廃止でDセグメントワゴンは絶滅危惧種に

どうやらトヨタアベンシスはなくなるようです。
アベンシスはヨーロッパ向けの車種でセダンとワゴンがあります。日本では製造されず、イギリスで製造されたステーションワゴンのみ輸入して販売されています。セダンは入ってきていません。

ヨーロッパでアベンシスはセダンとワゴンの2種類が売られていますが、どちらもそれほど売れていません。販売台数はライバルとなるフォードのモンデオの半分くらいだそうです。
ヨーロッパではワゴンよりもセダンの方が売れていて、セダンが売れない日本ではワゴンのみを輸入販売。そんな状況で、トヨタはこのクラスを諦めてアベンシスは綺麗さっぱりなくなるのだとか。

アベンシスを廃止する理由はいくつかあると思いますが、フルモデルチェンジをしても売れる見込みがないと予測しているのでしょう。ワンボックスやSUVと比べるとステーションワゴンはどうしても中途半端になってしまいました。ステーションワゴンじゃないと駄目!という理由が少なくなってしまったのが現状なので、とりあえず今後はSUVに力を入れるのでしょう(もしかしたらトヨタステーションワゴンの需要が今後う復活することはない、と考えているかもしれません)。

アベンシスの直接の後継ではありませんが、ワゴンの後継としては先日発表されたオーリス(カローラ)を売り込むようです。アベンシスはDセグメント、オーリスはCセグメントなのでトヨタからDセグメントのステーションワゴンは消滅することに。

Dセグメントのセダンは色々と選択肢がありますが、アベンシスがなくなるとDセグメントのステーションワゴンは国内メーカーではアウトバックレヴォーグ、アテンザワゴン、ジェイドだけに。ステーションワゴンの需要はSUVに流れているので当分は新車種も増えないでしょう。

スバル、マツダはどうも受け付けられない、というステーションワゴンユーザーはアベンシスの検討を急いだ方がいいかもしれません。新型カローラの導入が来年になるので、アベンシスはそのくらいまでは続くようです。