SKYACTIV-Xはアクセラからではなくアテンザからでは?
現行アテンザの発売が2012年11月なので、フルモデルチェンジは早くて来年、再来年2019年あたりがちょうどいいくらいでしょう。
そして、SKYACTIV-Xの量産が2019年開始となっているので、SKYACTIV-Xが最初に載るのはアクセラではなくてアテンザではないかと予想します。価格も通常のガソリンエンジンよりも少し高いということなので、アテンザは一応マツダのフラッグシップなので相応しいでしょう。
SKYACTIV-Xだけでなく、新プラットフォームに新しい鼓動デザインも2019年から投入するようです。であれば、なおのことフラッグシップから始めるのが自然です。売れ筋から導入という考え方もありますが、その場合は今年モデルチェンジしたCX-5となるのでないでしょう。となるとアクセラかアテンザに絞られ、アテンザの方が1年古く、そのために昨年比で販売台数が落ちるアテンザからでしょう。
さて、次期アテンザはFRの噂もあります。
色々いわれるように、マツダブランドの高級化を狙っているようです。アテンザをFRにすることでフラッグシップらしく堂々としたセダン、もしかしたらクーペ、を据えたいのでしょう。
ただ、本当にやるのかなぁ?と考えています。BMWですら1シリーズをFF化するくらいで、EセグメントならともかくDセグメントくらいならFFやFFベースの4WDでもいいのでは?という気がします。もしかしたら、アウディやスバルのような縦置きFFはあるかもしれません。
SKYACTIV-Xと新しいシャーシにアクセラのボディを被せた車の試乗会の記事ではどれもエンジンに対する感想よりもシャーシに関するものが多いようで、まだ未完成とはいえ、SKYACTIV-Xそれほど大きく期待しない方がいいのかなぁと思います。マイルドハイブリッドとの併用が前提だそうで、ディーゼルエンジンのような低回転域からのトルクフルとは一体、みたいな気がしますし。
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未使用車を検討しているなら新車の見積もりも
未使用車というのは、新車登録はしてあるけれど使っていない車を指します。どうして登録してあるのかというと、ディーラーや販売店などが販売数や販売額を稼ぐために、とりあえず購入して実績を作り、届いた車は未使用車という名前の中古車で販売する、というもの。
新古車という名前も使われていましたが、紛らわしいということで今は使われていません。未使用車ばかりをずらっと並べた、未使用車専門の中古車店もあるくらいで、恐らく同じ会社が販売店も経営していて、そこで登録したものを置いているのでしょう。
モデルチェンジやマイナーチェンジ後に「想定の2倍以上の予約」「新車販売台数1位」みたいな話題作りのためだったり、決算のための水増しだったり、いくつかの理由から未使用車というのが生まれます。特に軽自動車に多いようです。
未使用車はお得なのか?
未使用車は本当に使っていない車で、展示車や試乗車とは別のものです。一応、中古車ではありますが、実際に使ったものではないので走行距離も数百メートル程度で、新車とかわりがありません。
もちろん新車との違いもあります。未使用車は車の現物がある、車が完成しているのでメーカーオプションが付けられません。ディーラーオプションは(販売店にもよりますが)付けられます。メーカーオプションは車によって色々ありますが、シートの素材や色、バックモニター、衝突軽減ブレーキなどがあります。
未使用車は使っていない車とはいえ中古車なので、新車よりも安いと考えがちですが、場合によっては新車と変わらない、新車の割引が大きければ新車の方が安い場合もあります。未使用車は安いはず!という思い込みで、思わず飛びつきたくなりますが、高い買い物ですので、新車と相見積もりをとるべきです。
売り出し中の車は未使用車も沢山出てきますが、ディーラーの値引きが大きいこともあります。未使用車と新車でほぼかわらない程度の見積もりが出ることも少なくないようです。未使用車は既に登録されているので車検までの期間が短くなっていることなども考え、新車とどの位の差があれば許容できるか冷静に考えてみてください。
未使用車は金額以外にも納車までの期間が短いというメリットもあるので、一概にどちらがいいとは言えません。
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ギャランフォルティススポーツバックとエクリプスクロス
2008年に発売し、2015年に生産が終了したギャランフォルティススポーツバック。たまにしか見かけないこの車、もう少しどうかしていたらヒットしたのではないか?見かける度に思ってしまいます。
2007年に発売したギャランフォルティスから派生したハッチバックで、ハッチバックではありますが、スポーツバックという名前から想像できますがクーペのようなファストバックスタイルになっています。
BMWのX6(2008~)、X4(2014~)、メルセデスのGLEクーペ(2015~)のような4ドアクーペとSUVが融合したスタイルの盛り上がりを考えると、ギャランフォルティススポーツバックはその先駆けとなる一台だったのでは?と考えてしまいます。
ステーションワゴンの人気が落ち、ワンボックス一極集中からSUVへ人気が移る直前、2008年はそんな頃だと思いますが、そのせいか今見ると中途半端な気もしますが、ギャランフォルティススポーツバックをSUV風に最低地上高を高く、タイヤを大きくするだけでもX4のような迫力のあるものになるような気がします。
実際に手を加えている方はランエボに寄せているケースが多いようなので、SUV風のカスタムは見たことありませんが、きっとカッコイイはず。フィットやアクア、ノートが立て続けにSUV風のドレスアップを発表しましたが、ああいったペタッと付けるタイプのものでもずいぶん違うかもしれません。
スバルのXVが2012年の発売ですが、ギャランフォルティススポーツバックが発売から4年経ったその頃にMCを行っていれば、クロスオーバー風になっていた可能性があったかもしれません。クロスオーバーの流行と合わせてヒットした可能性もあるのではないかと思うと、2008年の発売は早すぎたというかトレンドが中途半端な時だったのかなぁと思います。さらに言えば三菱じゃなければ2008年発売でもヒットしていたと思います。
流行りのジャンルにエクリプスクロスを投入しますので、今度は売れて欲しいなぁと陰ながら応援しています。
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