ギャランフォルティススポーツバックとエクリプスクロス

2008年に発売し、2015年に生産が終了したギャランフォルティススポーツバック。たまにしか見かけないこの車、もう少しどうかしていたらヒットしたのではないか?見かける度に思ってしまいます。

2007年に発売したギャランフォルティスから派生したハッチバックで、ハッチバックではありますが、スポーツバックという名前から想像できますがクーペのようなファストバックスタイルになっています。

BMWのX6(2008~)、X4(2014~)、メルセデスのGLEクーペ(2015~)のような4ドアクーペとSUVが融合したスタイルの盛り上がりを考えると、ギャランフォルティススポーツバックはその先駆けとなる一台だったのでは?と考えてしまいます。

ステーションワゴンの人気が落ち、ワンボックス一極集中からSUVへ人気が移る直前、2008年はそんな頃だと思いますが、そのせいか今見ると中途半端な気もしますが、ギャランフォルティススポーツバックをSUV風に最低地上高を高く、タイヤを大きくするだけでもX4のような迫力のあるものになるような気がします。

実際に手を加えている方はランエボに寄せているケースが多いようなので、SUV風のカスタムは見たことありませんが、きっとカッコイイはず。フィットやアクア、ノートが立て続けにSUV風のドレスアップを発表しましたが、ああいったペタッと付けるタイプのものでもずいぶん違うかもしれません。

スバルのXVが2012年の発売ですが、ギャランフォルティススポーツバックが発売から4年経ったその頃にMCを行っていれば、クロスオーバー風になっていた可能性があったかもしれません。クロスオーバーの流行と合わせてヒットした可能性もあるのではないかと思うと、2008年の発売は早すぎたというかトレンドが中途半端な時だったのかなぁと思います。さらに言えば三菱じゃなければ2008年発売でもヒットしていたと思います。

流行りのジャンルにエクリプスクロスを投入しますので、今度は売れて欲しいなぁと陰ながら応援しています。

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