運転が上手くならない原因は?

いつまで経っても運転に慣れない、上手くならないと悩んでいる方もいるかと思います。免許を取る前、自動車学校では限られた時間しか運転が出来ないので上手くならないのも当然だと思いますが、免許を取ったあと、自由に車を運転出来るのに、それでも運転が苦手という場合は、運転に対する意識や考え方など何か間違っているのかもしれません。

まだ運転する時間が短い

どうしても慣れるためにはある程度の時間を運転しないと難しいと思います。このケースは慣れるまで運転をするしかないでしょう。慣れるまではちょっと運転するだけでも凄く疲れるので30分くらいの運転から始めて1時間くらい運転して異常に疲れるとかなければ大丈夫でしょう。20時間、30時間くらい運転しても慣れないとなると、何か他の原因がありそうです。

運転に慣れてきたからといって上手くなるというわけではありませんが。

周りが見えていない

運転になれているのに上手くない、という自覚があるのであれば、運転中に周りが見えていないのでは?車線変更や交通量の多い道路が苦手というタイプは周りがよく見えていない方が多いように感じます。

運転になれていない段階では中々周りの車や自転車、歩行者の動きに目がいきませんが、慣れてくると周りが見えるようになると思います。
直接見える範囲、ドアミラーから見えるもの、ルームミラーから見えるものにも注意を払い、次の動きを予測しながら運転します。

ただし、予測には注意が必要です。周りの車などの次の動きを決めつけるのはよくありません。例えば、交差点手前でウインカーを出したからといって必ずしも交差点で曲がるわけではなく、その手前のコンビニなどの駐車場に入るかもしれません。予測は「だろう運転」ではなく必ず「かもしれない運転」です。

車両感覚が身に付いていない

運転が苦手というのにもいくつか種類がありますが、狭い道や駐車が苦手という方は車両感覚が身に付いていない可能性があります。

車両感覚というのは、運転席に座った状態で車の前方、後方の両サイドの位置の感覚があるかどうか、という事です。狭い道でのすれ違いが出来そうなのか、ダメそうなのか、車両感覚が見についていれば判断が出来ます。見についていないと、幅に余裕があるのにすれ違えない、車を端にピッタリと寄せられない、ということになります。

駐車場の白線に対して前進でピッタリと寄せられるか確認してみてください。左右両方やってみて、ピッタリと寄せられないのであれば車両感覚が身についていないので、車の両サイドを意識して駐車場で練習してみてください。

助手席に乗ってみる

結構効果があるのは助手席に乗ることじゃないかと思います。出来れば運転の上手い人の助手席に。運転するようになると、助手席に乗っていると運転する人のクセをすごく感じます。なので、運転する人はあまり助手席に乗るのは好きではないと思いますが、逆に運転に慣れていない方は助手席に乗ってみると色々なことに気がつくと思います。

助手席からはミラー類が見えないので後ろや横の車にどう対応しているのかわかりにくいですが、アクセルやブレーキの使い方、ウインカーのタイミング、車間距離のとりかたや加速などはわかると思います。

運転が荒い方やウインカーをしっかりと出さない方などの運転を真似するといけないので、丁寧な運転の上手い方の助手席で勉強しましょう。

逆に助手席に乗ってもらって運転について意見をもらうのもいいかもしれません。ただ、運転に慣れていると考えている方は運転のクセが強いので参考にしない方がいいなんてことも。

まとめ

運転が苦手、うまくならないという方の多くは周りが見えていない印象があります。

割り込む方は少なくありませんが、突然割り込む方は少なくほとんどの方は割り込みますよ!みたいな雰囲気を出して割り込むので、そういった雰囲気を察するのも運転技術だと思います。

割り込み方の上手い下手もありますし、他の方の運転の良いところも悪いところも、周りを見ながら運転すると学べると思います。