車内での充電をもっと早くするには?

車内でスマホなどを充電することも多いと思います。
最近では標準でUSBが搭載されている車もありますが、実はこれは充電には向いていません。というのも出力が低いから。基本的に車に搭載されているUSBでの充電は0.5Aです。これはスマホがギリギリ充電できる程度で、充電に時間がかかります。さらにタブレットは充電すら出来ないこともあります。

アンペアの数字が大きい方が充電時間が早くなりますが、手っ取り早い方法はシガーソケットにUSBチャージャーを取り付けると充電する方法。シガーソケットからは10A取り出せるので車についているUSB端子を利用するよりも早く充電が出来ます。最近ではスマホにも5Aでの急速充電対応モデルも出てきていますが、シガーソケットに取り付ける充電器にも対応したものが出始めています。

ただし、シガーソケットから充電すれば必ず充電時間が短くなるというわけではありません!USBチャージャーの出力次第です。ちょっと前の物だと1Aなので、シガーソケットからの充電が遅いと感じたら出力を確認してみてください。2A程度でも今ではちょっと物足りないと思います。また古いケーブルでは電流がそれほど流れないので、充電向けのものを使います。

急速充電にも対応したUSBチャージャーでは、充電器全般で評判がいいAnkerがオススメです。


シガーソケットからの充電は便利ですが、バッテリーへの負担がかかりますので、多様する場合はバッテリー上がりや劣化による交換には注意が必要です。電圧を表示するタイプもあるので、不安な方はそういったタイプを使う方がいいかもしれません。

新車購入時の値引き交渉の秘訣は?

新車購入時の値引きは支払額をどこまで下げるかにあります。支払額を下げるには下取りの評価額を上げる、オプションを無料で追加する・割引する、というのが相場です。ディーラー側の事情はともかく、購入する側としては支払額をいかに少なくするかが交渉の基本です。値引き代わりに必要のないオプションを付けてもらう、なんて事もありますが、それがいいのか・悪いのかは難しい判断になります。予算の上限をはっきりと決めて交渉することも必要です。

値引きがほぼない車

ほとんど値引きのない、ほとんどカタログに書かれた価格で売られる車があります。マツダロードスターが代表です。レクサスも値引きがほとんどありませんが、ロードスターはレクサスよりも渋いとか。

そういった値引きが少ない車は沢山売ることが目的ではない買いたい人はディーラーが営業しなくても買っていく、いわゆる指名買いされる車です。たいていは競合する車もないこともありディーラー側とし値引きをする理由、必要がありません。

外車も値引きが少ないことが多いのですが、決算期や限定車などで大幅な値引きが行われることがあります。ただし外車の場合、値引きというのはオプションの値引きがほとんどなのでその点は注意です。

フルモデルチェンジ直後

フルモデルチェンジ直前ではなく、直後を狙う手もあります。フルモデルチェンジ後はほっといても売れるのでそれほど値引きしないのでは?と考えがちですが、車種によっては月間新車販売台数1位を狙っているものもあり、そういったものは値引きされます。

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日産は2017年1月の販売台数でノートで1位とセレナで2位を獲得しましたが、日産の1-2フィニッシュは32年ぶりのことだそうです。ノートのモデルチェンジで1位をとっていますが、これは30年ぶりとのこと。新セレナはかなりの値引きもあったようなので、日産は狙っていたと思われますし、1位と2位を取ったことでいい宣伝になったでしょう。今後そういった値引きが期待できるのは9月に予定されている新型リーフでしょう。

違う県のディーラーで相見積もり

各自動車メーカーのディーラーは基本的に都道府県単位で構成されています。同じ県内の別のディーラーで同じ車種の相見積もりを取っても意味はあまりなく、むしろ印象を悪くするだけといいます。これは同一県内のディーラーは経営が一緒だから。

しかし、県外のディーラーで同じ車種の見積もりをとることは別会社なのでOKです。特に首都圏、京阪神地区などの都市部では競争が激しく県外の客もとるために値引きが大きくなる傾向があるようです。県境に近い方は県外のディーラーで相見積もりをとってみてはどうでしょうか。

月刊自家用車を持っていく

月刊自家用車という自動車雑誌がありますが、値引きに関する情報が沢山載っています。特に、実際に購入したユーザーがどんな車を下取りにだし、どんな車を検討して、どんな交渉でどのくらい値引きがあったのか、という体験談は値引き交渉をする際に参考になると思います。もちろんディーラーは月刊自家用車のことをよく知っていますし、ディーラーにしてみれば面倒な雑誌だと思います。

検討している車が月刊自家用車の値引き体験に掲載されていれば、雑誌ごとディーラーに持っていって同じくらいの値引きを交渉してみてもいいでしょう。ただ、雑誌に掲載された値引きよりも実際はもうちょっと勉強きできるのに、なんて時は逆効果かもしれません。

下取り価格にも差がでる

はじめての車でなければ、今乗っている車を下取りに出して新しい車を買う、というケースが多いと思います。下取り価格は意外と差が出ます。
例えば平均で100万円の下取り価格が付く場合、低いお店だと80万円、高いお店だと120万円程度の差が出ることがあります。オプションや値引きでは勉強できないので、下取りで頑張るというケースもあります。場合によっては下取りではなく、中古車店の買取見積もりももらって比較するのもいいかもしれません。

免許取り立ての初心者にある程度大きい車をオススメする理由

3月に免許をとって4月から車に乗りたいという方は沢山いると思います。そういう季節ですから。

ぶつけるから小さい車?

免許を取った直後は大きい車はぶつけやすいから軽やコンパクトカーの購入を考えている方は非常に多いと思います。しかし自動車学校で使った教習車は3ナンバーサイズが多く、教習所ではぶつけなかったのですから、教習車と同程度のサイズであれば、それほどぶつける心配は必要ないといえます。ただ、自宅の駐車スペースが非常に狭いという場合など、どうしてもサイズに制限がある場合は別ですが。

教習車のシェア1位はマツダです。マツダには現在5ナンバーサイズのセダンがないので3ナンバーサイズのアクセラのセダンが教習車として使われます。恐らく次に多いのはトヨタカローラですが、こちらは5ナンバーサイズ。カローラの他にはトヨタプリウスも教習車として使われることが多く、こちらは3ナンバーサイズ。教習車に使える車にはサイズに決まりがあり、あまり小さいものは教習車として使えません。そのためコンパクトカーなどは教習所として使えません。教習車の多くが3ナンバーサイズですので、免許を取って初めての車も同程度のサイズなら心配いりません。

多少大きい車の方が運転が楽

免許を取ったばかりの時はわからないと思いますが、小さい車よりも大きい車の方が運転が楽です。小さい車の方が楽というのは、狭い道路をすれ違う時や駐車スペースが狭い時など、案外限られます。制限速度が40キロ以上の道路を運転する時は大きい車の方がずっと楽です。

初心者の方はバイパスや高速道路の合流が苦手、という方は珍しくありませんが、合流も小さい車よりも大きい車の方が加速に優れ本線のスピードに余裕を持って合わせることが出来るので楽です。

また小さい車は意外と曲がりにくいので結構気を使います。小さい車のほうが小回りは効くので、狭いところでも切り返すことは少なくなりますが、何度も切り返しが必要になる事は年に数回あるかないか。年に数回の事よりも、道なりのゆるいカーブはしょちゅうです。

また私の場合ですが、小さい車の方が運転が雑になってしまいます。免許を取り立ての頃から小さい車の運転に慣れてしまうと、その後もずっと雑な運転が染み付いてしまうような気がするので、変なクセが付かないためにもそれなりのサイズの車がいいと考えます。

さらに、大きな車の方が万が一の衝突安全性能が高くなります。ワンボックスは衝突安全性能がよくありませんが、セダンやハッチバックなら軽やコンパクトカーよりも安全です。

セダンが一番感覚が掴みやすい

車をぶつけるのでは?という心配は車両感覚が上手くつかめていないから。車両感覚というのは運転席から車の前後左右の端っこがこの辺にあるという感覚です。車両感覚が掴みやすい車はセダンです。中でもタクシーに使われるトヨタのコンフォートが最も車両感覚を掴みやすいとされます。しかし、コンフォートはタクシー用なので普通は買いません。

セダンは年寄り臭いというイメージが強く、免許を取り立ての若い方には敬遠されがちです。またセダンは車種が非常に少なくなってきているので選択肢が限られます。しかしホンダが投入する新しいシビックセダンはいかにも若者向けというデザインでちょっと大きいかもしれませんが、検討してもいいかと思います。他には教習車として使われるアクセラもおじさんっぽくないデザインで若い方でも選択肢に入りそうです。

セダンでは圧倒的に売れているプリウスはリアガラスの状態により後方の視界が悪いのでオススメできません。

ハッチバックは後ろの感覚が難しい

セダンと比べて人気があるのはハッチバックです。マツダアクセラ、スバルのインプレッサトヨタ

ハッチバックの車両感覚は前方はセダンと同様なので感覚が掴みやすいと思います。セダンとの違いはリア、後方の感覚は若干掴みにくいと思います。掴みにくい原因の一つはピラーが太く後方の視界が悪いこと。狭い道路やすれ違いなどでは気になりませんが、バックで止める時は慣れるまで時間がかかるかもしれません。

セダンと比べると車両感覚を掴むまで時間がかかるかもしれませんが、ワゴンのように全長が長くなければハッチバックでもぶつけないでしょう。カローラワゴンやホンダのシャトルは5ナンバーサイズですが、ちょっと難しいかもしれません。特にシャトルはリアの車両感覚を掴むのはかなり大変そうに見えます。免許取り立ての方はシャトルは避けた方がいいでしょう。

まとめ

初心者には自動車学校でも使われるようなセダンがオススメです。でもセダンは人気がないんですよね。