スバルが4ドアセダンでニュル最速タイムを目指した目的とは?

WRX STI・タイプRA NBRスペシャルで6分57秒5。見事、4ドアセダン最速タイムとなりました。
2016年のマン島の時と同じようにプロドライブが作成したマシンで、内容もこの時のものに近いと思われます。

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アルファロメオ、ジュリア・クアドリフォリオが2016年9月に当時4ドアセダン最速タイムを更新して、この時のタイムが7分32秒。
ジュリア・クアドリフォリオは2.9リッターのV6エンジンで510馬力ほど、ボンネットはカーボン製。M2とのサーキット走行比較動画がありましたが、その時はM2よりも速いという実力派です。

4ドアセダンのタイムは他にポルシェのパナメーラによる7分38秒というのもあります。ちなみにホンダのシビックTYPE RはFF最速タイムで7分43秒80。シビックに抜かれたルノーは次期メガーヌRSで7分30秒台を目指すとされます。

ジュリア・クアドリフォリオタイムアタック動画をみると、ずいぶんゆるい感じです。今回のスバルのタイムアタック動画は公開されていません。

なぜニュルで4ドアセダン最速タイムを目指したかというと、WRX STI・タイプRA NBRスペシャル(S208?)を発売する予定なので、そのプロモーションのようなものでしょう。今回のものと同等のものを市販するとは思えませんが、カーボンルーフやエアロなどは期待できそうです。
NBRスペシャルはスバル100周年の記念としてこれまでのものよりも、(S208とは別に)ゴージャスなものになるのでは?という予想もあります(380馬力になる!なんてのは与太話だとは思いますが、100周年ということで可能性はあるかもしれません)。S208を超えるスペシャルモデルが市販された場合、アルファロメオのタイムを抜くことができるのかどうかも気になるところです。

インプレッサとXV、どちらを選ぶかが問題だ

インプレッサとXVはいわゆる兄弟車です。外装も内装も似ていますが、車の性格が少し異なります。XVはSUVにジャンル分けされるもの。SUVのXVもオーソドックスなインプレッサもどちらもいいなぁという方もいると思うので、違いをまとめてみました。

維持費に差はあるか?

結論から言えば、XVの方がインプレッサよりも維持費は高くなるかもしれません。しかし、ほんの僅かでしょう。
維持費には任意保険、税金、ガソリン代、修理費用などがあります。インプレッサとXVで任意保険と税金は同じでしょう。ガソリン代と修理費用で差が出る可能性はあるでしょうか?

どちらもレギュラーガソリンの指定で差はありません。XVの方がインプレッサよりも50kg程度重く、燃費はグレードにもよりますが、インプレッサの方がリッターあたり1~2km程度よくなっていますが、実燃費ではそれほど差はないでしょう。というわけで、ガソリン代は差がほとんどないと思われます。

修理費用についてはシャーシを共用しているため部品も共用され、基本的には差はほとんどないと思われます。

消耗品であるタイヤですが、インプレッサとXVはちょっと違います。ホイールサイズはインプレッサがグレードにより16インチから18インチで、XVは17インチから18インチとなっていて、ほぼ同じ。タイヤはインプレッサの17インチが205/50R17でXVの17インチは225/60R17と外径や扁平率が異なります。外径は7センチくらいXVの方が大きいのですが、タイヤの値段はそれほど差はないので、タイヤを交換してもインプレッサとXVでそれほど差はなさそうです。

このように考えるとインプレッサとXVで維持はXVの方がちょっとかかるかもしれませんが、大きな差はないと言えます。

差は見た目と走破性

XVの方が全幅、全長、全高といずれも少しだけ大きくなっています。運転のしやすさはそれほどかわらないと思いますが、全高の1550mmはタワーパーキングの高さ指定にギリギリ、ルーフレールを取り付けると1550mmを越すのでタワーパーキングに入らない可能性があります。マンションの場合は契約しているパレットによって高さ制限が異なりますが、注意が必要です。

インプレッサと比べるとXVの方がカラーリングの選択肢が多く、特徴的なものが選べます。好みのカラーリングがXVだけにあるのであればXVになりそうです。

XVは最低地上高が200mmと高くX-MODEと呼ぶ悪路での走破性を高める機能があります。未舗装路を走る事はほとんどないと思いますが、除雪されていないガタガタの雪道がよくあるのであればXVの方が安心出来そうです。インプレッサでも走破性は十分だと思いますが、最低地上高が高い分、XVの方がいわゆる亀にならなくて済むこともあるでしょう。

タンク容量はインプレッサが50リットル、XVは63リットルとここだけ大きく違います。給油が限られる高速道路をよく走る方は燃費の差を考慮してもXVの方が安心出来ます。

価格差は?

これまでXVはハイブリッドが用意されていましたが、新型はインプレッサもXVもハイブリッドはありません。いずれテコ入れでハイブリッドが追加されるのかもしれません。

装備もほとんど変わらずアイサイトのバージョンも同じ。そんなこともあり価格差はそれほどありません。インプレッサとXVの価格差は同程度のグレードを選べば10万円程度XVの方が高くなっています。ただ、インプレッサは2WDが選べるので、2WDで構わないのであればインプレッサの方が30万円くらい安くなります。

雪が降らない、ほとんど心配のない地域であれば2WDが選択できるインプレッサは魅力的です。

まとめ

インプレッサの優位点はまず第一に車両価格。2WDを選べばXVよりも30万円程度安くなります。アイサイトを含めて安全装備はほとんどが標準装備ですので、この価格差は魅力があります。ただし、維持費はXVとそれほどかわりません。

一方XVはカラーリング、走破性、タンク容量でインプレッサを上回ります。ただし全高が1550mmと高いので、ハイルーフ車を制限している一部の駐車場が使えない可能性があります。

雑誌などの試乗レビューを見ると新しいXVの評価が高い気はしますが、記事は参考にならないこともあるので、最後は実際に試乗して決めるのがいいと思います。

最近の車は全幅が大き過ぎるという風潮

正直に言って、全幅1800~1840mmは不便というほどの大きさではないと思います。それよりも全長の方が気になります。

全幅の大きさで気になるのは狭い道路でのすれ違い、駐車スペースだと思いますが、狭い道路はそれほど走らないし、すれ違いも少ないので全幅が大きいからといって狭い道路で面倒に思うことはあっても困ったことはありません。

車が大きいからこすった、道が狭いからこすった、というわけでもないと思うのです。こする方は十分なスペースがあってもこすっています。車両感覚が掴みやすい車と掴みにくい車があるので、小さい車であっても車両感覚がつかみにくい車は運転がしにくいものです。

都内では大きすぎる、なんて話もありますが、田舎者の私から言わせれば田舎よりも道路が狭いはずの都内の方が大きい車がずっと多いです。しかも、ちょっと大きい車ではなく、かなり大きい車が都内には沢山走っています。都内だからといって大きい車は大変ということもないでしょう。田舎は田舎で道路拡張工事が行われていないところが沢山あるので田舎だからといって道路が広いわけでもないのですが。

駐車スペースも最近のものは広く作られているので、幅が気になることはほとんどありません。それでも狭い駐車場が残っていないわけではないので、道路の狭さと比べたらこちらの方が困ることはあります。

駐車スペースについては全幅よりも全長の方が困ります。全長が4800mmを超えてくると幅は問題ないけれど駐車スペースから頭がちょっとはみ出るようなことは多々あります。全長4600mmくらいだと気にならないので、そのくらいに抑えて欲しいなぁと思います。

というわけで、私は全幅よりも全長の方が気になります。