マツダ2とヤリスの関係まとめ

北米ではマツダ2をヤリスとして販売していました。

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マツダ2のハッチバックとセダンをヤリスとして販売していましたが、現在は廃止されトヨタ製のヤリスも導入されていません。
北米で販売されたマツダ製ヤリスはメキシコ製で、マツダのメキシコ工場の稼働率が低いことと、メキシコからの輸入台数の制限からマツダ2をヤリスとして販売したのかと思われます。
現行ヤリスが導入されない理由はわかりませんが、アメリカの肥満率は年々上昇してきているので小型車の需要は年々減っているのかもしれません(人種ではヒスパニック、アジアンが増え続けているのでアメリカの肥満は人種的なものというよりも別の影響が強いのかと思われます)。

ヨーロッパではヤリスがマツダ2に

北米とは逆にヨーロッパではヤリスをマツダ2として販売するとのこと。

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国内でもマツダ2そのものが廃止されるのかもしれませんし、単にEUの燃費規制に対応するためにアホみたいに燃費のいいヤリスハイブリッドをマツダとして販売するだけなのかもしれません。
恐らくはどちらもだと考えています。

newswitch.jp

EUの燃費規制は車種毎ではなくメーカー毎に排出する二酸化炭素量を規制するというもので、EVを沢山販売すると有利になるのですがトヨタはハイブリッドだけでも規制に引っかからない可能性があるくらいに燃費がよく、そのためTHS(トヨタハイブリッドシステム)をスバルやスズキも取り入れるのではないかと言われています。
マツダの場合は予定されているFRプラットフォームでは48Vマイルドハイブリッドを採用すると言われていて、燃費向上はそれほど極端なものではなく現行モデルを刷新しても規制に収まらず罰金の可能性が高くなることからヤリスハイブリッドをマツダとして販売するのでは?と思われます。

マツダ2(デミオ)はフルモデルチェンジ?それとも廃止?

ではマツダ2のフルモデルチェンジはあるのでしょうか?
EU圏でも新型マツダ2を販売するとなればヤリスハイブリッド以上の燃費が求められることから、MX-30のEVをベースにしてマツダ2として販売する可能性はあるのかなと思います。
しかし、現状ではマツダ2は廃止の可能性の方が高いでしょう。
新興国向けに現行をフェイスリフトで続ける可能性もあるのかもしれませんが、フルモデルチェンジは厳しい。
マツダ2のフルモデルチェンジがあるとしてもマツダの体力を考えると6気筒FRを出した後、現在の流れを考えるとMX-30に続くEVも早急に必要となるでしょう。
マツダ2はその後になるのではないでしょうか。