スバルはアドレナリンコンセプトでWRCに復帰か?

スバルが新型モデルのテザーを開始したというニュース。

car.watch.impress.co.jp


順当にいけば、VIZIV ADRENALINE CONCEPTの製品バージョンになるでしょう。

www.subaru.jp


Twitterの写真にも樹脂製フェンダーカバーみたいなのが写っています。

おそらくXVとフォレスターの中間となるSUVで、クロスオーバーのXVよりもSUV寄りに、フォレスターよりもスタイリッシュだけど無骨な感じのものを目指しているっぽいです。

トヨタとの協業による「最高に気持ちいいAWD」がまだ出ていないので、これがそれにあたる可能性もあります。
というのも、トヨタC-HRが一代限りで終わると予想されていて、小型SUVのポジションが空いてしまうので、そこに入る新車種が欲しいから。
小型SUVはまだまだ人気があるのに、トヨタC-HRを止めてただ指を加えて見ているはずがなく何か用意があるはず。

車種を絞って高収益を上げるスバルが売れ筋とはいえ、新型モデルとして小型SUVを投入するのか?という疑問もあり、トヨタでも販売すると考えれば納得出来ます。
インプレッサ、XVのフルモデルチェンジ前にアイサイトXを搭載できるというメリットも。フルモデルチェンジのペースと先進機能の発展ペースが合っていないので新しく車種を追加するのはそのギャップを埋めるためかもしれません)

ところで、スバルがWRCに復帰するのでは?という予想がありますが、もしかしたらこれでWRCに復帰するかもしれません。
2022年にWRCのレギュレーションが大幅に改定されますが、WRカーは市販車のサイズをそのまま使う必要がなくなり縮小して使用することが出来るため、スバルのように適当なBセグメントの市販車がなくてもWRCに参入出来ます。
そうでもなければ小型SUVをアドレナリンなんて名前のコンセプトカーにしないでしょう。
それにTwitterの写真はボディが青!
トヨタC-HRでニュル24時間を走らせているしSUVだってターマックでも大丈夫でしょう、知らんけど。

答え合わせ

ということで発表されました、Outback Wilderness。
少し前からリークがありましたが、アウトバックをさらにSUVっぽくしたモデルでした。
フェンダーやバンパーなどの感じはアドレナリンコンセプトっぽくありますが、アドレナリンコンセプトは全長が短そうな感じなので、もしかしたらアドレナリンコンセプトは別にあるのかもしれません(XV Wilderness?北米ではXVじゃなくてクロストレックですが)。
ちなみに最低地上高は240mmでフォレスターより20mm高く、アプローチアングルは同じくらい。
海外のサイトではRAV4と同程度の走破性でラングラーのようなクロカンには劣るとのこと。
国内で販売されるのかはわかりませんが、除雪されていない雪道は最低地上高の確保がありがたいので、需要はなくはないと思います。
SUVやクロカン以外(プロボックスやNV200など)をリフトアップするのも流行っていると言えば流行っているし、国内販売の可能性もあるのかもしれません。