【断言】覆面パトカーにEVはない!(たぶん)

覆面パトカーの見分け方の一つはフロントグリルに赤色灯を隠しているところでしょう。
フロントグリルに赤色灯を設置することは決まっているそうです。
覆面の後ろ姿からわからなきゃ意味がなさそうですが、前から見ると案外すぐにわかります。

ところで、EVはフロントグリルに穴が空いていません。
穴が空いていないということは、EVのフロントグリルが透明か半透明でなければ赤色灯を隠すことが出来ません。
つまり、EVの覆面パトカーは存在しない!

ただリーフのフロントグリルは半透明で赤色灯を設置しようと思えばLEDなら可能なような気もします。
赤色灯の光源について決まりはないと思いますが、明るさなどの要件はあると思うので半透明のフロントグリルで要件を満たすのかは気になるところ。
あと、EVのフロントグリルに無理やり赤色灯を設置しても整備性が悪そうなのでパトカー仕様の改造等も手間がかかりそう。

つまりEVの覆面パトカーはない!

ちなみに交通取締り用覆面パトカーの車種はセダンとは限らず、これまで見たり聞いたりした中にはクーペもSUVもありました。
また覆面に限らず警察車両は入札により導入されますが、単純に入札額だけではなく国内シェアを意識して偏りがないように導入するようです。
ある意味有名な覆面パトカー、スズキのキザシは国内シェアと在庫処分のため導入台数が多くなったと言われます。
クラウンは安くするため実質パトカー専用グレードを用意していることを考えると、国内生産されていない車種も覆面の可能性は低いのかもしれません。
覆面で採用されそうな車種(DセグメントからEセグメント)で、かつ国外生産となると具体的にはアコードくらいしか思いつきませんが。

最近はフロントグリルに運転支援機能に使うセンサー類を搭載することが多くなっているので、覆面パトカーに改造しにくい車種はEVだけでなくこれから増えるかもしれません。

トミカ No.2 スバル WRX S4 覆面パトロ-ルカー (BP)

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  • 発売日: 2017/03/18
  • メディア: おもちゃ&ホビー