アフターコロナの自動車界隈はどう変化するのか?

新型コロナウイルスが生まれたことにより、今後数年はこれまでとは異なる生活様式が必要になるとされています。
既に3密を避ける行動は広がっていますが、それ以外も避けるべき行動は増えると予想されます。

ドライブスルー

そういった流れで、ドライブスルーが注目されています。例えばマクドナルドは店内飲食を止めて持ち帰りとドライブスルーにしたことで売上が増加したそうです。
元々、ファストフードはドライブスルーの方が客単価が高かったこともあり(スタバですらドライブスルー有り店舗は売上の半分程度がドライブスルーだそうです)ドライブスルー中心の利用は都合がいいわけです。
今後、外食産業ではドライブスルーがさらに増えると思われますし、これまでドライブスルーを導入していなかった業種もドライブスルーを取り入れる動きが現れるでしょう。
しかし、自家用車がなければドライブスルーも利用できないわけで、自家用車を持つ家庭は再び増えることが予想されます。

車内の感染対策

外気導入と内気循環がありますが、今後は外気導入が一般的になるかもしれません。
今の車のオートエアコンは外気導入と内気循環を自動で切り替えるものがありますが、この制御の見直しが必要になるでしょう。
内気循環のメリットとして周囲の排気ガスが車内に入ってこないことが挙げられます。これはエアコンフィルターをより大きなものや素材そのものの変更などで対応することになるかと思われます。
あとは内気循環の方が冷房が冷えやすいメリットがあります。しかし、暑い国では冷房を入れて室内の換気が悪くなったことで感染が広まったのでは?という推測もあり、やはりオートエアコンの制御は見直しが必要になりそうです。

ドアバイザーが再び増える

外気導入と内気循環と同じ意味ですが、車内の空気をどんどん入れ替えるという意味では窓を開けるのが一番です。
その時あると便利なのがドアバイザー。ドアバイザーがないと雨の日は窓から雨が入ってきます。
国内メーカーではドアバイザーを付ける方がほとんどでしたが、最近はドアバイザーを付けない外車の影響なのか見た目重視なのか、ドアバイザーを付けない方も増えています。
ドアバイザーを付ける方が増えるかもしれません(ドイツ勢などはどうするのか気になっています)。

タクシーの仕切り板

最近ではコンビニやスーパーなど、どこへ行ってもビニールシートでレジが区切られています。
このタイプの対策の一番最初は鳥取県庁ではないかと思います。
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どの程度有効なのか、わかりませんが飛沫を直接浴びないことに関しては機能しているかと思います。
タクシーでも既にビニールの仕切りが導入されていますが、これは標準となりアクリル板のようなものが追加されるでしょう。