トヨタとスバルが共同開発する最高に気持ちの良いAWDとは?

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時代の流れからしても資本関係の強化は当然と思われますが、少し意外なことも。

それは共同開発です。
86/BRZの後継モデルの開発に加えAWDでも共同開発を行い、しかも変な事が書かれています。

両社の強みを持ち寄り、最高に気持ちの良いAWDモデルを共同で開発
トヨタとSUBARU、新たな業務資本提携に合意 | コーポレート | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

「最高に気持ちの良い」というプレスリリースにはまるで似つかわしくない情緒的な言葉を使っていることから、最高に気持ちの良いものになると予想されます。
では、どんなものを開発するのでしょうか?

WRX

順当にいけばWRXが来年にもフルモデルチェンジを迎えますので、次期WRXがこれに相当すると考えるのが妥当でしょう。
将来的にWRXプラグインハイブリッドにするとスバルが話していましたので、トヨタの技術を借りてきてモーターとエンジンを上手く使い分けた最高に気持ちの良いAWDを目指すのかもしれません。
ただ、次期WRXを共同開発して86・BRZのように名前や細部を変えて販売する場合、トヨタがボンネットに穴の開いたものを販売するのか疑問があります。
スバルはヨーロッパ向けにNAのレヴォーグを販売していますが、こちらはボンネットに穴が開いていません。これと同様に、NAのWRXトヨタバージョンとするのでは?
スバル版はFA20ターボ、トヨタ版は新規開発のFA25。
(86/BRZ後継の開発も発表されましたが、後継は排気量があがるとされているのでFA25の開発は十分にあり得ます)
モーターと合わせターボは350ps、NAは300psでライバルはAudi S4、AMG A35になるでしょう。
スペックだけなら最高の気持ちの良いものになる!

VIZIV ADRENALINE CONCEPT説

現実的にはSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTでしょうか。
XV後継にも見えますが、これは流行りのSUVクーペを意識した全く新しいモデルになると言われています。
アドレナリンというネーミングから「最高の気持ちの良い」感じはあります。
トヨタハリアーがフルモデルチェンジのタイミングなので、トヨタ版はハリアーとなる可能性も微レ存。
CH-R、RAV4ハリアーランクルが既にあり、そこにスバル共同開発のSUVが入る余地があるのかと考えるとSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTは違うでしょうか。

まとめ

まずありませんが、S-FRを諦めきれずBセグメントのAWDターボでヤリスWRC風市販車の可能性も。
東京モーターショー前の発表なので、コンセプトカーのようなものが展示される可能性は高いでしょう。