トヨタがカーシェアリング専用車を開発する日

トヨタの販売店はトヨタトヨペットトヨタカローラ、ネッツと4種類あります。それぞれ販売する車種が微妙に異なるので、同じ車に別の名前を付けて販売している車種もあります。
トヨタらしくなく不合理に思えますが、やっぱりトヨタもそう考えているのか販売店を統合を進めるそうです。単に統合するだけでなくディーラーでカーシェアリングも始めるようです。

ディーラーでカーシェアリングを行う目的として、カーシェアリング利用者にシェアではなく所有するよう心変わりを促すことを期待しているようです。
つまりカーシェアリングを試乗と同じ様な意味合いで使ってもらうことでシェアではなく自分専用の車が欲しいな、という心変わりです。

試乗の場合は乗り心地や乗り降り、装備の確認程度しか出来ませんが、カーシェアリングとして使ってもらうことで買い物に使ったり、遊びに行ったりしてもらうことで、より実際的な試乗になり、車を所有していない人にも購入を考えてもらうきっかけになるだろう、というわけです。

ただ、トヨタはそこまで楽天的ではなく、車は所有するものからシェアするものに変わると予想しているようで、販売数が落ちる分の余力をカーシェアリング事業に回すというのが実際のところのようです。
JPNタクシーのよなタクシー専用車がありますが、いずれはカーシェアリング専用車なんてものが出てくるかもしれません。レベル5の自動運転車は自家用はほとんど無いという予想もあります。レベル5の自動運転を実現するためには高額になるため必要な時だけお金を払うカーシェアリングのようなものになる、という予想です。レベル5の自動運転ではシェア前提の車種が現れると考えられますが、レベル5の前にカーシェアリング専用車は出てくるでしょうか?

ちなみに、車内で寝るためにカーシェアリングを利用する方が結構いるようなので、すぐにでもカーシェアリング専用車を出すとしたらフルフラットになるかもしれません。例えば東京モーターショーに出品したオシャレなプロボックス、TJクルーザーのようなものはカーシェアリング専用にいいかもしれません。

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