ヴィッツは2019年になくなる可能性が高いらしい

ヴィッツトヨタのコンパクトカーで、アクアが出てからは存在感が薄くなってしまいました。その影響かヴィッツがなくなるかもしれないとか。
なくなるのはヴィッツという名前。ヴィッツを止めてヤリスに変更するようです。ヤリスという名前がどこから出てきたのかというと海外。海外ではヤリスという名前で販売されていて、去年から参戦しているWRCでもヤリスWRCの名前を使っています。そこでヴィッツを止めてヤリスに統一しようということです。

名称の変更は、WRCへの参加はしばらく続ける事が(恐らく)決まったこと、アクアに押し出されてヴィッツの存在感が薄くなったこと、などの理由があるかと思われます。
現行は3代目でマイナーチェンジで顔を変え、ハイブリッドも投入するなどのテコ入れがありますが、以前ほどは見かけません。次のフルモデルチェンジでフィットやノートに対抗すべく名前を変えて心機一転ということでしょう。
では次のフルモデルチェンジがいつなのかというと、早ければ2019年にも行うでしょう。3代目は2010年から販売されているので、ちょっと遅いくらいですが。

注目はストロングハイブリッドにするか、ヨーロッパで主流となりそうなマイルドハイブリッドを採用するか。
トヨタがわざわざマイルドハイブリッドを採用する必要はないような気もしますが、ヨーロッパ市場での販売や全グレードにハイブリッドを設定するのであればマイルドハイブリッドの採用もあり得るような気がします。ストロングハイブリッドよりも小型で軽量にになることを考えると悪い選択ではないと思いますし、アクアとの住み分けもわかりやすくなりそうです。

また、48Vマイルドハイブリッドの部品を生産しているドイツのボッシュは2019年から日本メーカー向けに出荷を始めると発表していますので、ヴィッツ(ヤリス)のフルモデルチェンジのタイミングとちょうど一致。
ちなみに、日本メーカーで48Vマイルドハイブリッドを採用すると言われているのがマツダとスズキです。次期アクセラはSKYACTIV Xという新しいエンジンを採用予定ですが、このエンジンは構造上マイルドハイブリッドと併用すると思われ、次期アクセラは48Vマイルドハイブリッドを採用するのはほぼ間違いないでしょう。

次のヴィッツ(ヤリス)はヨーロッパ主導の開発となり乗り味もフランス車風になるのではないかぁなと予想しています。そうなるとトヨタっぽくない車になるかもしれません。