雨降りの夜の運転にはサングラスを使うと少し楽になる

雨の日の夜の運転は視界が悪く、非常に運転しにくいと思います。同じ夜でも晴れている時と雨の時では明るさがかなり違うことが運転しているとよくわかります。雨の日の夜は暗さだけでなく対向車のヘッドライトやテールランプなどが反射して眩しく感じ余計に運転がしにくくなります。そんな場合は、夜でもサングラスをすると運転しやすくなるかもしれません。

夜にサングラスというのは不思議な感じですが、ヘッドライトなど眩しい部分と光が当たっていない暗い部分の明暗差を和らげることで見えやすくなります。ただしサングラスなら何でもいいというわけではありません。JISによりサングラスには夜間運転適合と夜間運転不適合の2タイプがあります。レンズの色が濃い透過率が低いものは夜間運転不適合のものです。夜間運転不適合のサングラスを使って夜に運転をしても違反にはなりませんが、見えにくく危険なので昼用と夜用のサングラスは使い分けます。

夜の運転に向いているのは真っ黒いものではなく薄い黄色や茶色のものです。薄い黄色のレンズは立体的に見えやすくなるとされ、夜の運転には広くオススメされています。黄色の他にも紫やグレーのレンズを使ったものが夜の運転用として販売されていることもあります。

日中の運転に偏光レンズを利用されている方もいると思います。偏光レンズは反射を抑えるもので、偏光レンズを使うとギラついた感じがなくなり目が楽になります。ただ偏光レンズは暗いため(透過率が低いため)夜の運転には適しません(偏光レンズの中にも偏光量を押さえて夜の運転にも使えるタイプもあります)。

見え方は人によって異なるので、黄色、茶色、グレー、紫色など一概にどういったレンズが適しているというのは難しいので、詳しい眼鏡屋へ行って相談するのが一番です。でも安いものなら2000円程度からあるので無難な薄い黄色をまず試してみるのもいいと思います。