フルモデルチェンジ直前と直後、どちらが買い?

フルモデルチェンジ前

安心感がある

フルモデルチェンジ直前の購入は新車なのにすぐに旧型、型落ちとなる反面、マイナーチェンジや年次改良で不具合はほぼ対応しているので安心感があります。

値引きが期待できる?

フルモデルチェンジにより旧型は値引きが期待できる、と考える人は少なくありません。フルモデルチェンジ前のモデルは生産終了の数ヶ月前に受注を終えています。受注生産のような状態になっている可能性が高いので、そういう状況ではむしろ値引きは期待できません。受注終了のアナウンス前でもフルモデルチェンジが半年以上前から決まっているので生産調整で在庫を減らすので、値引きはあまり期待しない方がいいかと思います。

フルモデルチェンジ直後

最新!

フルモデルチェンジは別物というくらいに変わるケースが多くあります。特にエクステリアデザインは目立つものになることが多く、優越感はあるでしょう。

最新は見た目だけではなく、技術でも最新です。特に最近は衝突軽減ブレーキのような自動運転関連技術の進歩は日進月歩ですので、フルモデルチェンジで一気に変わる可能性があります。フルモデルチェンジは何もかも最新が投入されのが一番のメリットでしょう。

不具合の可能性

最新技術が投入される反面、それによる不具合が発生する可能性もあります。フルモデルチェンジ直前のモデルはいわば枯れた技術であり、熟成されたものです。フルモデルチェンジ後の最新モデル不具合が隠れている可能性もあります。もちろんメーカーも不具合が出ないように開発しているので必ず不具合が起こるというわけでもありません。

大きくなる

軽自動車を除く多くの車はフルモデルチェンジで車幅や全長が大きくなり、車種によっては別物になってしまう事もあるので注意が必要です。5ナンバーからの3ナンバー化はほとんどが終わった感じがありますが、カローラが3ナンバー化する噂がありますし、フルモデルチェンジで車体が大きくなる傾向はまだ続いているので、フルモデルチェンジ後のサイズは要確認です。

値引きの可能性もある

新型にいち早く乗れる。その半面、小さな不具合が出て来る可能性は高い。売れ筋、販売台数1位を狙うような車の場合、新型車でも案外値引きもある。ただ、フルモデルチェンジ前よりも同等グレードで高くなる傾向が強いので、総支払額ではフルモデルチェンジ前の方が少なくなるかもしれません。

まとめ

フルモデルチェンジ直前と直後、どちらがいいかと言えばほとんどの方はフルモデルチェンジ直後だと思います。特に、先進技術はフルモデルチェンジのタイミングで投入されるのでフルモデルチェンジ後の方が有利でしょう。