車の謎用語「押し出し感」とはどんなデザインを指すのか

押し出し感は特にアルファードのエクステリアデザインに関して使われる言葉です。ほぼアルファードのことを指すのでは?と思うくらいに、アルファードのエクステリアデザインについて使われます。

アルファード以外ですと、高級車全般、最近のマツダなどにも使われます。恐らく、フロントグリルが大きく、周辺のデザインがどかっと強調されているものを指していると考えています。フロントグリルやエンブレムの存在感を強めたデザインによく使われます。

「押し出し」というのが相撲のイメージなのか、ところてんのように押し出されたイメージなのかよくわかりませんが、いつ頃から使われるようになったのか、最近はアルファードのようなワンボックスなどに限定せず、シュッとしたセダンなどでも使われるようになっています。

後ろ姿を指して”押し出し感が強い”とは形容しないので、フロントデザインを言い表した言葉であることは間違いないと思います。相撲の決まり手には「突き出し」もありますが、これは突っ張りで土俵外に出す決め技。突くのではなく押すなので、塊感のあるものが「押し出し感」を強く感じるデザインではないかと考えます。

トミカ No.12 トヨタ アルファード(箱)

トミカ No.12 トヨタ アルファード(箱)