洗車好きはワックスよりも撥水剤・コーティング剤を選んでいる

以前は洗車後にワックスをかけるのが定番でしたが、最近はワックスは少数派になりそうです。ワックスではなく光沢を出すためのコーティング剤とか撥水剤と呼ばれるものが使われるようになったからです。ワックスは薄く伸ばしたり、新しくワックスをかける前に古いワックスを取り除くのが大変ですが、コーティング剤・撥水剤はずっと簡単です。撥水剤をかけて拭き取るだけ。

撥水剤は色々な名前がついていますが、基本的には名前の通り水を弾くもの全般です。水を弾くので汚れにくいというのはワックスと一緒で仕上がりもそれほどかわりがないのにワックスと比べると労力はだいぶ違います。撥水剤はそんな手軽な点が支持されています。

撥水剤の使い方は商品によってだいぶ違うので注意が必要です。洗車後の濡れた状態で使うタイプ、拭き上げて乾いた状態で使うタイプの2種類があります。されに、ボディ以外にもホイールやガラス、樹脂パーツにも使えるタイプ、そうでないものがあります。製品によって使い方、使い道がかなり違っているので使う際はしっかりと商品説明を読む必要があります。

おすすめの撥水剤

ポリマーG1000

撥水性がかなり高い
油膜が残るガラスにも効果あり
ホイール、未塗装樹脂パーツ、窓ガラスにも使える
なんでもかんでも使える撥水剤で、その効果もかなり高く人気の商品です。

スマートミスト

乾いたボディにも使える
ホイール、未塗装樹脂パーツ、窓ガラスなどにも使える
乾いた状態でも使えるので洗車後でなくて大丈夫。ただ、砂などが付いたまま乾いた状態で強く擦ると塗装に傷がつくこともあるので、出来れば洗車をしてから使った方がいいでしょう。

ブリリアントシャインディテイラー

光沢感アップ
ボディのみ
撥水性高い
光沢感が強いものの、使えるのはボディのみ。未塗装の樹脂パーツも使えません。クロスオーバーやSUVにはあえて未塗装の樹脂パーツを使っているものがありますが、注意が必要です。

注意点

ガラスにも使えるタイプがありますが、フロントガラスはガラコなど専用のものを使った方がいいような気がします。サイドミラーや横のガラスは撥水性のものではなく親水性のコーティング剤を使うのが一般的です。ディーラーオプションの親水コーティングをしていなくても、市販の親水コーティング剤でも明らかに効果は感じられます。

ワックスと比べた場合、光沢感は撥水剤の方が弱いのでピカピカに仕上げたい方はワックスが向いていますが、手軽に光沢感を出すのであれば撥水剤は非常に便利です(塗装が傷んでいなければポリッシャーで磨けばワックスを使わなくても光沢感がでます)。