飛び石を防ぐには?

飛び石を防ぐ方法は車間距離を十分にとることでその確率を減らす事は出来ますが、根本的な対策はありません。車間距離に注意して運転していても割り込みなどで車間距離が縮まることはありますので、車間距離も万能ではありません。

車間距離の他には大きなダンプやトラックの後ろを避けることで飛び石にあいにくいと言われます。これは道路の左端に小石などが落ちているためです。車が沢山通る部分は石はあまり落ちていませんが、通る車が少ない道路の端の部分、特に左端は石が落ちています。車幅が大きい大型車はどうしても左側を詰めて走るためダンプやトラックからの飛び石が多くなるというわけです。

大型車だけではなく、バイクのすり抜け対策か癖か左端を詰めて走る方もいるので、そういう場合はいつもより車間距離をとった方がいいかもしれません。

飛び石が当たってもガラスが割れないこともあります。フロントガラスが立っている車ほど割れやすく、フロントガラスが寝ているほど飛び石でガラスが割れにくいといわれます。これは実感としてハイエースは飛び石が多い印象があります。ボンネットがないことやフロントガラスの高さなども飛び石被害に影響があるかもしれません。

他にはメーカーにより当たっても割れない、割れにくいことがあるようです。よく言われるのはドイツ車は割れにくく国産は割れやすい。フロントガラスは事故時の被害軽減のため合わせガラスにしなくてはいけない、これはやってはいけない、などの決まりがあるのですが、その決まりが日本とヨーロッパでは微妙に違うのかもしれません。その影響で飛び石で欠けやすい、欠けにくいの差となっているのかもしれません。

まとめ

車間距離を十分にとる他に防ぐことはできません。ちなみに飛び石で欠けただけであれば透明な樹脂で埋めて済ませることも出来ますが、ヒビが入ると交換する必要があります。フロントガラスの交換となると10万円以上は確実です。飛び石対策はもちろん安全運転の観点からも車間距離は十分にとりましょう。

カーメイト 車用 ウインドリペア プロ システムセット PS300

カーメイト 車用 ウインドリペア プロ システムセット PS300