自動ブレーキで保険料が1割安くなることに
自動ブレーキ搭載車に対して任意保険の保険料を割り引くことが決まりました。
以前から検討されていた自動ブレーキ搭載車に対する保険料の割引ですが、2018年1月から約1割保険料を割り引くことが決まりました。
http://www.giroj.or.jp/service/ryoritsu/jsiryo201612.pdf
毎年1月に形式(車種)のリスクに応じた保険料の算定を行っています。発売直後(発売開始から3年)の車種に関しては事故リスクに対する情報が少ないため保険料が高くなりがちですが、発売直後の車種であっても自動ブレーキを装着しているものに対しては1割ほど保険料を割り引くという決定です。
発売から3年以上経過している車種に関しては事故リスクのデータが十分に集められているため保険料は安くなるという考えから、別途割引が適用されるわけではありません。
これは自動ブレーキが車種に関わらず事故リスクを1割以上下げる効果が確認されたということでもあります。スバルのアイサイトが先行していると言われますが、対車に関しては各社それほど大きく違わないようです。
自動ブレーキがオプションの場合は10万円程度ですが、事故リスクが減るだけでなく保険料が安くなるというインセンティブがあれば、今後は自動ブレーキがより一層普及しそうです。
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