ジュークをパスしてキックスを投入する日産は今後どうなるのか妄想する

日産で買う車がないと話題ですが、今年はジュークの代わりにキックスという小型SUVを投入して、ノートもフルモデルチェンジ間近。三菱のアウトランダーPHEVのフルモデルチェンジに乗じて日産版をエクストレイルとして出すみたいなので、来年末あたりには買う車もありそうです。
といっても、売る車のないディーラーは大変だと思いますが。
日産で買う車がない理由の一つは単に古いものばかりだから。もう一つはセレナの顔がオラオラになったから。
ノートに続いてセレナe-POWERで一山当てようとした日産でしたが、これが駄目でした。

駄目だった要因はいくつもあると思いますが、一つはオラオラ顔でしょう。
その力強さが女性受けの悪いVモーショングリルを強調したものから、マイナーチェンジでオラオラになりましたがこちらも変わらず女性受けが悪い。
Bセグメントや3列シートミニバンのカクカク顔やオラオラ顔を奥様が渋るのはホンダが経験しているというのに、どうしてなのか日産は他山の石とせず自分たちは特別だと思ったようです。
結果はご存知のように、当然のように駄目でした。売れません。
それを受けて(反省したのか)変な顔のジュークではなく柔らかい顔のキックスを投入することを決めたのかなぁと考えています(顔はともかく、車そのものが古い日産の弱点を受け入れるというか、なんとかしないのが今の日産らしい)。
キックスが国内で受け入れられるなら新型ノートもキックスのような顔になるだろうと予想します。

というわけで、これからの日産はVモーショングリルをついに諦めるのかも?と予想します。
2月25日に新型ルークスが発表される予定ですが、この新しい軽で顔がどう変わるのかは注目です。

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