ハイブリッドのバッテリー保証はアメリカの方がずっといい

アメリカのトヨタがハイブリッドのバッテリー保証を10年もしくは24万kmにパワーアップします。

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国内では5年もしくは10万kmですので、単純に倍の保証をしていることになります。
アメリカの新しい保証は2020年モデルからということですが、もしかしたらバッテリーが新しくなり交換などが低コストになっているのかもしれません。
(燃費規制でのトヨタグループが優位になるように、という意味の方が強いと思いますが)

割高のハイブリッドですが、燃費が良くても価格差を考えると10年程度乗らないと元が取れないと言われます。日本ではその辺はあまり気にせずに静粛性や発進時のスムーズさで選ばれる方が多いようです。
アメリカの消費者はその辺がシビアなのかもしれません。
(ガソリン価格を考えるとアメリカだと10万kmではハイブリッドの方がまだ割高だと思うので、24万kmと思い切った保証になっているのだと思われます)
アメリカと同等、せめて10年10万km程度の保証があればハイブリッドの価格差を吸収出来るようになりさらにハイブリッド率が上がると思うのですがどうでしょうか。

また製造時の二酸化炭素排出量はハイブリッドの方が多く、これを高燃費で吸収するには10年程度乗る必要があるとも言われています。トータルの二酸化炭素排出量を考え、一年でも長く乗ってもらえるように保証期間をアメリカに近いものにしてもらいたいところです。
(新車から廃車まで、日本では平均11年なので、ハイブリッドも10年程度乗る方は少なくないと思うのですが、印象としては10年前のプリウスはあまり走っていないのでハイブリッドのメリットとは?と思ってしまいます)