次期アテンザはIS、RCと共用の可能性があるかもしれない

車雑誌にマツダの直6とプラットフォームをトヨタが使う確約をしている、みたいな記事がありました。
私はそれはないと考えています。
以下はマツダの直6とFRの組み合わせは次期IS・RCになるだろう、そんな妄想です。

雑誌ではマークXの後継としてFRになったアテンザ後継を当てるかもしれない、みたいな内容だったかと思います。

ちなみに、同雑誌はアテンザの後継は名前が変わるかもしれない(マツダ6ですらない)としきりに書いてあるのですが、それは間違いないと思われます。
というのは、アクセラマツダ3に変わるというのも何度も何度も繰り返し書いていて、それはマツダからの意図的なリークがあったから。

ならば、同じようにマツダからのリークでアテンザ後継をトヨタのエンブレムをつけて販売する可能性も高いように思えます。ただ、それはマツダにとっていい話だとは思えません。

マツダはフルモデルチェンジをする毎にメルセデスBMWと比較される車を目指しているように見えます。
また、同じトヨタ傘下のスバルはアメリカ寄りの質実剛健マツダEU寄りの質実剛健。本体のトヨタは日本的な質実剛健と棲み分けようとしているように見えます。
そうであれば、マツダのフラッグシップをトヨタと共有するのは考えにくい。

しかし、マツダのみで新規FRプラットフォームや直6の開発費用をペイ出来るかというと、それは冒険が過ぎるようにも思えます(これは雑誌にも書かれていて、それには同意します)。
ならば、やはり他メーカーへの供給を視野に入れている、前提としているのでしょう。
ただ、それはトヨタではない。別のブランドの方が適しているでしょう。
となると、考えられるのはドイツ車を意識しているレクサスへの供給では?

しかもタイミング的に次期アテンザはISとRCのフルモデルチェンジにちょうどいい頃合い。

レクサスのISとRCはさほど売れていませんが、それでもラインナップから外すことは考えにくく、(といっても、このクラスのセダンはこれからも売れる見込みもないので)トヨタらしく安くあげるためにマツダとの共用は十分に考えられると思います。
(レクサスのHSとトヨタのSAIは兄弟車でしたが、差別化が難しく売り分けが難しかった経験から、トヨタではないマツダとの共用なら多少は売りやすくなるだろうと考えたとしてもおかしくないでしょう)