三菱のコンセプトカーは名前がよく変わるらしい

上海モーターショーで「MITSUBISHI e-Yi CONCEPT」をアジア初披露することを発表しました。
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このコンセプトカー、今年の3月に行われたジュネーブモーターショーでは「ENGELBERG TOURER」という名前も付いていました。ENGELBERG(エンゲルベルク)というのはスイスのリゾート地だそうです。
ジュネーブモーターショーの時はルーフボックスにスノーボードを収納した画像も公開されましたが、上海モーターショーではどうなるのか気になります。
というのも、中国ではルーフボックスのような実用的なものを好まないと思うので。
また、以前に発表されたコンセプトカーにGT‐PHEV CONCEPTというのがあり、デザインはほぼ同じですが、ルーフボックスはありません。GT‐PHEV CONCEPTはトリプルモーターとしていますが、今回のものはツインモーターと少し違いもありますが、2.4リッターエンジンの3列シートは一緒です。
MITSUBISHI e-Yi CONCEPTは、ぱっと見だと自動運転の走行実験をしている車のルーフについているようなものにも見えます。
自動運転関連のセンサーも色々とありますが、車のすぐ近くではなく少し離れた物の形を知るのが得意なLiDARは高い位置に設置した方が有利なので、このコンセプトカーのルーフボックスのようなものにLiDARを設置する可能性もあるのかなぁと思います。
ちなみに、次期アウトランダーか次期パジェロを意識したものと思われますが、PHEVで3列シートとなるとサイズが大きくなりそうなので、パジェロの方が近い気がします。現行のアウトランダーは案外小さめサイズで、アウトランダーが一回り大きくなる可能性も十分にありますが、アウトランダーは現在のサイズを維持して欲しいところ。