北米向けヤリスがデミオになったので、次期デミオ=次期アクアになると思う

北米向けヤリス(国内ではヴィッツですが、今年予定されるフルモデルチェンジで名前はヤリスに変更される予定です)がデミオをベースとしたものにフルモデルチェンジされます。

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元々、北米で販売されているヤリスセダンはデミオセダン(ともに国内未発売)をベースにしているので妥当かもしれません。
ただ、デミオは2014年に発売されたものなので、サイクルとしては次のフルモデルチェンジまで4年あるかどうか。そう考えると、トヨタは北米で沢山売る気はないのでしょう。

ところで、少し前に日産が北米向けジュークを南米向けに販売しているキックスに置き換えました。
北米でBセグメントはそれほど売れているわけではないので、南米向けを流用する流れになっているのでしょうか。

北米向けと南米向けは(たぶん)関税の影響

恐らく、ヤリスもジュークもメキシコから輸出する関税が影響していると考えられます。
一つはブラジルがメキシコから輸入する自動車に対して関税を高くしたことの影響です。
メキシコ工場からブラジルへ輸出しにくくなったので工場の稼働率を保つために北米で使い回す方針になったのかなぁと思われます。
もう一つ、ご存知トランプ大統領のおかげでメキシコからアメリカへの輸出は規定された輸出額の上限を上回ると関税が25%になりました。
輸出額の上限を下回るように単価の安いBセグメントなどの生産をメキシコに集約する方針なのかなぁと。

国内向けは?

当然ですが、年内に予定されている国内向けヤリス(ヴィッツからヤリスに改名される予定)のフルモデルチェンジはデミオベースではありません。

一方で、次期デミオトヨタが販売する可能性はあるのかなぁと思います。
サイズ的にデミオとかぶるのはヤリス(ヴィッツ)ではなくアクアです。アクアは遅くとも来年にもフルモデルチェンジとなります。なので、次期デミオトヨタが販売するのではなくて、その逆でマツダがアクアを販売するのでは?
プラットフォームがTNGAなのか、マツダのSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREになるのか、注目です。
つまり、デミオは2021年頃アクアをベースとしたものになる可能性が微レ存。