RAV4やCX-5などミドルサイズSUVを比較してみる

昨年末にCR-Vが発売され、いよいよRAV4も発売となります。CR-Vは既に苦戦中と言われていますが、RAV4の方は売れると見られています。
ということで、その他のライバル車と比べてみたいと思います。

サイズ比較

全長×全幅×全高
RAV4:4600mm×1855mm×1685mm
CR-V:4605mm×1855mm×1680mm
CX-5:4545mm×1840mm×1690mm
エクストレイル:4690mm×1820mm×1740mm
フォレスター:4625mm×1815mm×1715mm
アウトランダー:4695mm×1810mm×1710mm

全高はフォレスターが一番高いかと思いましたが、エクストレイルでした。全幅はフォレスターが一番狭く、北米の売れ筋であるRAV4CR-Vは1855mmと少し広め。立体駐車場、機械式駐車場の場合、ハイルーフ対応でも1850mm以下の場合が多いので、厳しくなります。
1850mm制限のパレットだと1840mmは慣れるまで入れるのが難しいですが、CX-5は全長が短いので慣れやすそうです。
全長もフォレスターが短いのかと思っていましたが、CX-5が最も短く、長いのはアウトランダーとエクストレイルで、これは印象通り。

使い勝手

使い勝手では7人乗りが用意されているのがCR-Vとエクストレイル。ラゲッジスペースの容量が最も多いのは恐らくRAV4で580リットル。その次はエクストレイルの565リットル。逆に少ないのはアウトランダーの502リットルとCX-5の505リットル。ついでフォレスターが520リットル。
トヨタの新型プラットフォームはラゲッジ容量が多めですがRAV4もかなり余裕があります。最低地上高が高く4WDにしてはフォレスターはまずまずの健闘でしょう。
CX-5は後部座席を4:2:4に三分割が出来ます。3列シートやセダンでは珍しくありませんが、5人乗りSUVでは珍しい気がします。外車では珍しくないので、今後は増えてもいい気がします。

走破性

よほどの事がなければどれを選んでも問題ないと思いますが、恐らく悪路走破性が最も高いのはやはりフォレスターでしょう。
4WDを選ぶのであればCX-5も高いレベルにあります。CX-5は最低地上高が210mmあり、エクストレイルの195mmよりも高く、除雪が追いつかない雪道では頼もしいでしょう。
RAV4も案外走破性が高そうですが、それを求める車ではないかなと思います。

お値段

割高かなと感じるのはCR-Vでしょう。最近のホンダはライバル車と比べるとわざと高めのプライスタグを付けているような気がします。
お得感はCX-5フォレスターでしょう。エクステリアデザインのCX-5、実用重視ならフォレスターでしょうか。
エクストレイルはこの中では2013年発売と最も古いので、その点をどう評価するかで変わりそうです。

まとめ

2018年の販売台数はエクストレイルでしたが(CX-5CX-8をあわせるとエクストレイルより1.7万台近く多くなります)、RAV4の方が売れるんじゃないかなぁと思います。ただ、全幅1855mmがどこまで受け入れられるのか気になります。アルヴェルが1850mmなので案外気にしない方が多いのかもしれません。
CR-Vi-MMDに魅力がありますが、お値段を考えるとアウトランダーPHEVが視野に入ります。
マツダが気にならなければ、CX-5ベンチマークとするのがいいのかなぁと思います。