リーフの高性能バージョンは60kWhのバッテリーに160kWのモーター?

新型リーフの発売前からハイパフォーマンスモデルの存在は予告されていましたが、来年にもリーフの上級グレードが発売されるという噂があります。どうやらバッテリー容量が増える、より早い急速充電に対応、モーター出力の向上、が期待できるようです。

60kWhのバッテリーを搭載していたと予想されています。現在のモデルは40kWhですので、1.5倍の容量に。バッテリー重量の分燃費(電費)は落ちると思われるので航続距離が1.5倍とはならないと思いますが、カタログでは航続距離500km以上を謳うのでは?ただ、2018年10月からはカタログ燃費はJC08モードからより実燃費に近いWLTCに以降するので2019年発売となると航続距離はカタログでも400km程度かもしれません。

また102kWで充電を行っていたということですが、これはテスラの400Vで120kWに近いもので、現状のリーフよりもかなり(対応する充電設備があれば)充電時間が短くなると思われます。しかし上には上がいて、ポルシェは来年にも発売予定のEVは800Vで350kWでの充電になるそうで。

他にもモーターの出力は160kW(215hp)という噂も。現在は110kW(150hp)、ですので約3割アップ。ノートe-Powerや旧リーフは80kwなので倍になります。現行リーフのトルクは32.6kgf・mですが、40kgf・m程度まで上がるかもしれません。

スペックを考えると恐らくテスラのモデル3のスタンダードモデルと同程度の価格になると思われますので、500〜600万円程度まで上がりそうな気がします。CセグメントならAMGやゴルフRなどが見えてくる価格帯ですので、見合った内装やプロパイロットの進化などが伴わなければ売れるか疑問ですが、EVで先行したいという日産の気持ちが感じられます。