テスラがモデル3を週5000台製造出来るって本当なのか?

テスラがモデル3の週5000台を達成する見通しだと発表しました。週5000台は6月末までの目標としていたので、本当であれば遅れてい生産目標をついに達成出来ることになります。
この発表で株価はガツンと上がったそうな。
テスラは2018年の第1四半期で過去最高の赤字でしたが(決算の度に過去最大の赤字が続いていました)、第2四半期で赤字をどれだけ減らせるかが注目です(もともと2018年第3四半期で黒字化を目指していたので赤字は確実でしょう)。
ただ、私は週5000台は眉唾だと考えています。というのも。3月末の時点で週1000台程度と予想されていたので、3ヶ月でその5倍近い生産は普通に考えて部品供給が追いつきません。数万台分の仕掛品があれば別ですが、普通の工場はそれを置くスペースがありません。
いくら従来のガソリン自動車と比べ部品点数が少ないとはいえ、それでも1万点以上あるとされる部品の全てを3ヶ月で5倍供給するのはちょっと無理があるでしょう。6月末で週3000台、9月末で週5000台くらいじゃないかと予想します。
次の次、第3四半期の決算は注目です。