タイヤが減りやすい原因は?

タイヤの溝はだいたい8mmくらいあり、交換しなくてはいけないスリップサインは1.6mmあります。タイヤの減りは5000mで1mm程度が目安、走行距離で3万km程度で交換するのが一般的です。
ただ、走り方によって5万km程度まで使えることもあります。逆に3万kmも持たずに減ってしまう場合もあります。3万km持たないのであれば、なにか悪い要因があるはずです。

空気圧が足りない

タイヤの空気圧が低くなっているとタイヤへの負荷が大きくなりタイヤは摩耗しやすくなります。走っている車の約半数は空気圧不足と言われています。できれば月に一度は空気圧を確認したいものです。

急アクセル・急ブレーキ

運転によってもタイヤは減りやすくなります。その典型的なものが急が付く運転。特に急アクセル、急ブレーキです。最近はハイブリッドなど発進時にモーターを使う車が増えていますが、モーターのトルクが強いため急発進する方も増えているような気がします。発進時は多少スリップ、空転するのでタイヤは減りやすくなります。

車に荷物が多い

荷物を積んで車の重量が増えると道路と接しているタイヤへの負担が増えるのでやっぱりタイヤが減りやすくなります。
配送や仕事に必要な荷物はしょうがありませんが、自家用で積みっぱなしにしている荷物があれば下ろした方がタイヤの負担も減りますし、燃費もよくなります。

タイヤローテーションをしていない

タイヤローテーションはタイヤを前後入れ替えることを指します。基本的に前輪の外側が最も減りやすいため入れ替えないと前輪のタイヤが最初に駄目になってしまうので、入れ替えて前後ともに同じようにします。
ただし、前後異径の場合はタイヤローテーションが出来ません。回転方向指定タイヤは左右入れ替わらないように入れ替えます。

まとめ

多くの車が空気圧不足になっているので、まずは空気圧の確認を。運転の癖もタイヤを減りやすくしているので、できるだけ自然なニュートラルな運転を心がけたいところです。