フォレスターEVはモーター2つの高級EVになる?

スバル初のEVはフォレスターになるようです。ZEV規制対策での投入ですが、フォレスターが選ばれた理由としてはアメリカや中国での売れやすさを考慮したからでしょう。ちなみに初PHVはXVという話とWRXレヴォーグ、という話がありますWRXのフルモデルチェンジが2019年と予想されますが、1年から2年後にPHV追加となると2020年前後でしょうか。フォレスターEVは2021年の発売を目指しているそうなので、2020年頃からスバルでもEVとPHVの選択肢が増えることになりそうです。

さてスバルのEVですが、当然4WDでしょう。4WDのEVはモーターを2個以上使用するものだけで、モーター1つにドライブシャフトで分配するものは無いと思います(たぶん)。
同じ車種でモーターの数が選べるEVはテスラくらいだと思いますが、モデル3のベースモデルは35000ドルに対し、モーターを2つ使った4WDバージョンは78000ドル。倍です(モデル3はオプションを付けて50000ドル程度のものが主力のようなので、実際のところは4WDにすると1.5倍くらい)。
ということは、スバルのフォレスターEV(仮)も高額になることが予想されます。リーフの値段を考えると500~600万円くらいになるでしょうか。

テスラの場合、今後はモーターが1個のものはすべてのモデルで廃止される、なんて予想もあります。これは走行性能のためというよりも車の単価を上げたいため。スバルはどちらかというと割安で売れているメーカーですが、フォレスターEVはEVとしては割安、と判断されるでしょうか?

どうしても高額になるEVは割安で売っている他のメーカーにとっては、ある程度EVが増えないと割安感を出せないのでしばらくは厳しいかもしれません。