新車の値引き、目安・目標は本体1割+OP2割

新車を購入する際にまずは見積もりをもらうかと思います。見積もりで気になるのは値引きです。はじめてのディーラーだと最初の見積もりではほとんど値引きがなく、支払額がよくわからない、なんてこともあり最初からズバッと教えてくれたらいいのに、と思いますが売る側としては少しでも高く売りたいのですからそうはいきません。

なので最初から値引きの目標を決めて交渉するといいかと思います。

車種やグレード、時期によって値引きは変わりますが、目安と言われるのは
本体価格の1割とオプションの2割の合計
です。

例えば、本体が300万円でオプションが30万円の場合、30万円+6万円で36万円が値引きの目標となります。
ただ、軽やコンパクトカーなどは利益率が低いことから本体の値引きが渋いので1割はほぼ無理です。本体価格の7%くらいが目安でしょうか。
例えば本体価格が150万円でオプションが15万円の場合は10.5万円+3万円で13.5万円となります。

あくまで目安で、決算やテコ入れ時はもうちょっと期待できますし、逆に値引きしなくても売れる車種などは本体価格の値引きは渋くなります。値引きが大きいとイメージが悪いので下取り額を増やす、というケースもあります。

最近はオプションが高額になりがちですが、オプションは値引きが大きいので最初の見積もりでは少し多めにオプションを選択して、見積もり次第で減らしていく方が値引き額が期待できます。
また、ある程度オプションをつけた方がディーラーの営業も購入意欲が高い、売り込みやすい客という印象になるので、値引きしやすいという面もあります。

ただ、値引きばかり気にする客も嫌われてかえって渋くなる、なんてこともあるようなので交渉ではやり過ぎないことにも要注意です。