中古車でお値打ち感のある割安な狙い目は?

トヨタ アベンシス

トヨタステーションワゴンです。ヨーロッパで鍛え上げた、みたいなキャッチコピーがついていますが、実際に製造は日本ではなく輸入したものが販売されています。ヨーロッパで販売されるトヨタブランドとしてはフラッグシップに近い車種です。
最近はSUVに流れてステーションワゴンの人気が低いため中古車では割安です。
アベンシスは走行距離が短いものが多く、さらに元オーナーの客層がいいため整備もディーラーで行っている車が多く、その点でも割安です。
グレードにもよりますが、内装もトヨタらしさが弱くプリウスのようなところがありません。

トヨタ SAI

トヨタのハイブリッド専用中型セダンです。中古で人気がないどころか新車も人気がないので去年廃止になりました。
レクサスHSのベースモデルですが、HSとSAIの差は少なく、新車でもSAIは割安でした(HSが割高過ぎるという見方もできますが)。
走行距離が短めのものも多く、アベンシスと同じ用に元オーナーの客層がよいのもポイント。
ボディカラーは白とかグレーばかりなのが少し残念です。赤とか黒はカッコイイのですが、グレーは本当に地味です。
白もカッコイイと思いますが、地味と感じる方の方が多そうです。

トヨタ ポルテ

背の高いトールワゴンはまだまだ人気がありますが、同ジャンルのなかでもポルテは人気がないので割安です。不人気の原因は助手席側はスライドシートが一つだけ、という不思議な形にありそうです。
それでもスイング式ドアと比べ助手席は広く開くので高齢者の乗り降りなどは向いていそうです。意外と後部座席が広いので助手席は畳んでしまうのも悪くないのでは?他にない車なので使い方と合う・合わないがわかれるでしょう。
3列シートのシエンタやフリードよりも全長は20センチ程度短いので運転に自信のない方にもいいかもしれません。
あと、外観はほとんど変わっていないので高年式でも古いのかよくわからない、古く見えないというメリットも。

トヨタ マークX

現状ではセダンは人気がありませんので相応の相場ですが、この先はわかりません。
というのも、マークXは廃止が決定しているともっぱらの噂ですが、これが本当であれば貴重なFRセダンは中古車市場でこれから人気が出る可能性があります。そうなると、今は底値になるかも。
一時ほどではありませんが、ドリフト需要は確実にあるので徐々に玉数が減るのは明らかです。FRセダンに惹かれるものがあれば、マークXは狙い目です。

フォルクスワーゲン up!

フォルクスワーゲンの最も小さい、Aセグメントのup!は同年式の軽自動車よりも安く売られることもあるくらいの不人気です。FIAT500の人気に比べると可愛そうなくらいで、かわいい外車が欲しいというのであれば本当に割安です。
ただ、最近の軽自動車と比べたら色々と物足りないところがあると思います。また、海外のAセグメントは衝突安全性はそれほどでもなくホンダの軽よりは落ちると考えて間違いないありません。軽より安全、とは考えない方がいいかと思います。

まとめ

ほぼトヨタになってしまいましたが、トヨタの中古車は人気・不人気がハッキリとわかれるせいか、割安感のある狙い目が多いような気がします。
外車は3年から5年落ちで一気に安くなりますが、壊れるかどうかは運次第。それは国産の中古車も同じなので、そんなに心配しなくてもいいかと。