GRMNは凄いけれど、GRとかGR SPORTはどうなのか?と思わなくもない
トヨタが力を入れているスポーツ路線ですが、”GR”シリーズとして正式に発表されました。
トヨタの専用サイトを見ると
- ”GR SPORT”がエントリースポーツモデル
- ”GR”が本格スポーツモデル
- ”GRMN”が究極のスポーツモデル
と書いてあります。
これまでのG's SportがGR SPORTに置き換わる感じでしょうか。とすれば、”GR”を新設したことでこれまでよりもさらにスポーツモデルらしいものを出していく、ということになりそうです。
ちなみに、”GR”も”GR SPORT”もエンジンはいじらない方針とのことで、それ以外の部分でスポーツらしさをどう演出できるかが、ポイントになりそうです。
この3つのスポーツモデルをいずれも用意しているのは今回の発表ではヴィッツのみ。というわけで3種類のヴィッツの違いがどこにあるのか探しました。
3種類のヴィッツ
モデル名だと「ヴィッツ “GR SPORT”
」が“GR SPORT”なのはいいとして、「ヴィッツ GR SPORT “GR”」が”GR”というのはややこしくないでしょうか?2回もGRが出て来なくても、という気がします。
装備ではヴィッツの “GR SPORT”と”GR”はフロントバンパー以外のエアロは共通。”GR”のフロントバンパーは”GRMN”と共通でしょうか?
ヴィッツGRMNは噂にあった通りイギリス仕様?の3ドアで、他は通常の5ドア。86GRMNはセンター出しのマフラーに変更されていますが、ヴィッツでは専用品ではありますが、通常通り運転席側からマフラーが出ています。
サスペンションはGRが専用品、GR SPORTは専用セッティング。内装ではメーター、ステアリングホイールはGRとGR SPORTでは別々の専用品、アルミペダルはGR専用品となっています。
ブレーキキャリパーはGRが専用品となっていて、見た目はGRMNと同じに見えますがGRMNは210馬力以上で開発中ということなので、流石に同じものでは力不足でしょう。それにしてもGRMNの方はブレーキが小さく見えます。
また、一時期話題になったアルミテープは”GR”専用装備となっています。安そうなのに、GR専用装備ということは、フロントバンパーに何か秘密があるのでしょうか?
GR SPORTにはハイブリッドが設定されていますが、GRの方はなし。シャーシの剛性強化パーツはどちらも装備されますが、ボディへのスポット増しは行わないようです。
まとめ
というわけで、仕様などを見ただけでは”GR”と”GR SPORT”がそれほど違わないのでは?、GRMNが別格すぎて間を埋めるためにもうちょっと”GR”は別物にしても?と思わなくもありませんが、トヨタがやることですから、このくらいがちょうどいいのでしょう。