運転が上手い人・下手な人の特徴

意思を伝えるのが上手い

車の運転はある意味コミュニケーションみたいなところがあります。言葉を交わすわけではなく、ウインカーやブレーキランプ、ハザードランプ、パッシングなどを使って意思を伝えるわけですが、そういったものを使って、これから車をどう動かそうとしているのかを伝えるのが上手い人とそうでない人はいると思います。

例えばウインカーを出さない、ブレーキを踏んでからウインカーを出す、というのは嫌われますが、周りにどのタイミングでハンドルを切るのかを伝えるのが下手、運転が下手、ということです。

車線変更は、突然車線変更をする人と、車線変更したいんだろうなぁという雰囲気を出してから車線変更をする人といますが、車線変更をすることが周りに知られてからレーンチェンジした方が事故も少ないだろうし、流れを乱さないと思います。

まわりの車を見ている

運転はコミュニケーションの続きになりますが、ドライバーが周りの車の動きを見ていなければ意思は伝わりません。

またウインカーに戻ると、ウインカーの使い方が変な方は恐らく周りの車のウインカーの使い方に注意が向いていないのではないかと思います。ウインカーを出さない人は、他の車がウインカーを出しても気にしないし、出さなくても気にならないのでしょう。他の車のウインカーなんてどうでもいい、だから自分のウインカーもどうでもいい、となっているという予想。

意思を伝える運転が上手いドライバーであれば、意思を汲み取らないドライバーは運転が下手と言えるでしょう。

ブレーキのタイミング

助手席に乗ると気になるのがブレーキのタイミングではないでしょうか?人によってだいぶ違います。ブレーキのタイミングが遅い人の助手席に乗ると、自分で運転する以上に疲れるんじゃないかと思うくらいです。ブレーキのタイミングが早い人の運転は疲れないのかというと、ちょっとイライラしてきます自分で運転したくなってきます。結構ブレーキのタイミングは上手い下手が出るような気がします。

なのですが、どういったタイミングでブレーキを踏む人が運転が上手いと言えるのか、なかなか難しいと思います。

後続車がいるときは早めのブレーキの方がいいかと思いますが、あまりにも早いブレーキは渋滞の原因になります。渋滞を作っているかどうかはドライバーには知りようがありませんが、運転が上手いとは言えないでしょう。ブレーキを出来るだけ遅くして急ブレーキのように使っても、ずっと後ろの後続車まで急ブレーキは伝播するのでやはり渋滞の原因になります。

どういったブレーキの使い方をすれば運転が上手いといえるのか、すごく難しいと思います。

車間距離とスピードの維持

運転が下手とは別かもしれませんが、この車の後ろについて走りたくない、という運転があると思います。蛇行運転は誰しも後ろを走りたくないと思いますが、私の場合はスピードが一定ではない車の後ろを走るのも嫌です。

スピードが一定しない理由はいくつかあると思いますが、一つは運転に集中していないこと。スマホをいじっているとか、書類や雑誌を見ながら運転しているせいで、前をよく見ていない。事故に繋がる可能性もあるので、後ろを走りたくありません。

理由がわからないけれど一定のスピードで走らない車もあります。前の車との車間距離がどんどん長くなっていくかと思えば、急にスピードを上げて車間距離を詰め、また少しずつ車間距離が伸びていく、というような運転をする方を時々みかけます。車間距離が段々と伸びていくだけなら気にならないのですが、ある程度一定にしない理由がわかりません。理由がわからないせいか、後ろを走りたくありません。運転が下手かというと、下手というほどではないかもしれませんが。

まとめ

自分で運転している時に周りのドライバーが上手いかそうでないか、という視点で書きましたが同乗者から見て上手い運転・そうじゃない運転、歩行者から見てうまい運転など、色々な視点から見て上手い運転や下手な運転があると思います。

余談ですが、タクシーはどのドライバーも似た、メリハリのある運転をしますが、いかにもタクシーという運転をしないと客に怒られるためああいった運転になるそうです。タクシーの運転は怒りっぽい客にとっては上手な運転といえるでしょう。

運転大百科 ドライブのマナーとコツ

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