片目のヘッドライト、テールランプは整備不良で反則金

交通機動隊(覆面や白バイ)はスピード違反の取締りだけでなく、様々な違反の取締りを行っています。
捕まる件数で意外と多いのが追い越し禁止区間での追い越し。追い越し禁止区間でも場所によっては多くの車が追い越しをしているところは現実としてありますが、そういったところは覆面などに狙われやすいようです。
他には整備不良も多いそうです。

整備不良にも色々ありますが、改造車などではなく、ヘッドライトの片目やブレーキランプなどの球切れです。走っていると時々見かけますが、これらは整備不良で反則点数1点だったり2点の違反で、反則金も9000円というもの。
警察は見つけると車を止めますが、注意だけで終わる場合もあれば、職質で車内を点検する場合もあれば、しっかりと処理をされて後日反則金を収めるということもあります。

ちなみに整備不良というのは、大まかに言えば車検に通らない状態を指します。ヘッドライトやブレーキランプ以外で見かけるのは、運転席、助手席のカーテンでしょうか。2014年から違反になりました、同じく吸盤式のサンシェードを付けたままの運転も違反でいずれも反則点数1点です。おばさんがよく使っている大きいサンバイザーも違反の可能性はあるそうです。

さて、ヘッドライトやブレーキランプがちゃんとついているかどうかの確認はどうやればいいのでしょうか?誰かに見てもらうのが手っ取り早いのですが、毎回というわけにもいきません。
ヘッドライトは停車中に確認出来るので、暗い・おかしいと感じたら車を止めて確認します。一人でも難しくありません。一人では難しいのはブレーキランプです。
ブレーキランプを一人で確認する場合は、車のお尻を壁に向かって止めてブレーキを踏み、左右均等に壁にブレーキランプの赤が映っているかドアミラーやルームミラーを使って運転席から見てみます。

ヘッドライトの片目はもう一方もいつ切れるかわかりませんので非常に危険です。また山道や住宅街のゆるいカーブでは片目の車は対向車から非常に見えにくいことがあったり、思っているよりも危ないので出来れば、走らない方がと思います。

違反をとられる可能性というだけでなく、整備不良は危ないのでやめましょう。

自動車整備が一番わかる (しくみ図解)

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