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知っておくだけでも事故防止になるかもしれない交通事故の原因

コリジョンコース現象

田園型事故ともいわれ、見通しがよい交差点で起こることが特徴。目の錯覚のため相手側の車に気が付きにくく見通しがよいにも関わらず事故が起こる。

直行する交差点に対し、2台の車が同じ距離で同じスピードで進んでいると、もう一方の車(相手側の車)の位置が変わっていない(動いていない)かのように錯覚して車の存在を認識しずらくなり追突してしまう。2台の車の交差点までの距離、スピードが近い状態になればなるほど錯覚は起こりやすく事故になりやすい。また、遠くまでよく見通せる場所では景色の変化が少ないために錯覚して認識しずらい車が同化してコリジョンコース現象が起こりやすくなる。

コリジョンコース現象は今のところ一度も体験したことがありませんが、youtubeの動画を見ると怖さがわかります。衝突しやすいタイミングになるほど気が付きにくくなるという点は覚えておいた方がよさそうです。

錯視・錯覚

コリジョンコース現象以外にも錯覚による事故は起こります。例えば、上り坂を登った先が見えない状況で、登りきった後に道が左側にずれているところで起こります。このような坂道を登りきったタイミングで対向車が来ると対向車が正面に見えるため、このままでは正面衝突すると錯覚します。対向車がこちら側の車線にはみ出していると勘違いし、対向車を避けようとして自身が対向車線にに向かってハンドルを切り事故が起こります。

錯覚は他にもあります。例えば、同じ幅の道路が直交している場合、自分の走っている道路の方が幅が広いと錯覚し、優先道路だと誤解します。信号や一時停止がない場合はお互いが優先道路だと勘違いしますので、衝突の危険があります。

また、急な下り坂からゆるい下り坂に変わる道路では、ゆるい下り坂を登り坂と錯覚しアクセルを踏みこみ、前を走る車に追突する危険性があります。急な上り坂からゆるい上り坂に変わる道路でも錯覚は起こり、この場合はゆるい上り坂を下り坂と勘違いします。

道路が狭く見える錯視を利用してスピードを抑える対策なども行われています。錯覚は交通安全にも利用されていますが、逆に事故の原因にもなりえます。錯覚や錯視というのは自分自身では中々どうすることも出来ないものですので、知識として錯覚が起こりやすい状況を頭に入れておくくらいが唯一の対策です。

蒸発現象

対向車のヘッドライトに照らされたものが見えにくくなる現象です。眩しい方に意識がとられ、ヘッドライトに照らされた歩行者へ意識が及ばなくなり事故が起こります。蒸発現象は一度だけ体験があり、危うく人をはねそうでした。私の場合は、ゆるい右カーブで対向車が2台通り過ぎたと思ったら目の前に道路を渡る自転車がいました。目の前に現れるまで全くわかりませんでした。この時はスピードが出ていなかったので大丈夫でしたが、もうちょっとスピードを出していたらと思うとぞっとします。

蒸発現象への対応策というのはかもしれない運転をしっかり行う事くらいで、残念ながら根本的な対応策はないようです。

ハイドロプレーニング現象

薄い水の膜に載ったような状態になるためアクセルやブレーキ、ハンドル操作が効かない状態になる現象。タイヤの排水が上手く機能していない事で起こるので、ハイドロプレーニング現象を防ぐにはタイヤを新しいものに変えることが一番の対策となります。他にはタイヤの空気圧を下げすぎないこと、スピードを出しすぎないこともハイドロプレーニング現象を防ぐことにつながります。

動画の最後でハイドロプレーニング現象のデモが行われますが、ビックリします。動画のようにハイドロプレーニング現象が起きている間は何もすることができませんので、一度ハイドロプレーニング現象が起こるとこの状態が解消されるのを待つだけとなります。

錯視完全図解―脳はなぜだまされるのか? (Newton別冊)

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