次期マーチは一回り大きくなり3ナンバー化?スポーツモデルに期待出来るかも
次期マーチとされる日産マイクラがパリモーターショーで発表されました。
newsroom.nissan-global.com
サイズは3999×1743×1455mm(全長×全幅×全高)となり、現行から一回り大きくなった感じです。
現行マーチ、現行ノートとサイズを比較してみるとこんな感じになります。
- 次期マイクラ:3999×1743×1455mm(全長×全幅×全高)2525mm(ホイールベース)
- 現行マーチ:3855×1665×1515mm(全長×全幅×全高)2450mm(ホイールベース)
- 現行ノート:4100×1695×1525mm(全長×全幅×全高)2600mm(ホイールベース)
次期マーチと思われる次期マイクラが5ナンバーサイズの全幅1700mmを大きく超えていますが、全長とホイールベースに関してはマーチとノートの間の大きさといえます。次期ノートは3ナンバー化、レンジエクステンダーEV化すると噂されていますが、ノートもマーチとあわせて一回り大型化するのでしょう。
スズキのバレーノにかなり近いサイズ
他メーカーのコンパクトカー、いわゆるBセグメントと比較するとこんな感じです。
- 次期マイクラ:3999×1743×1455mm(全長×全幅×全高)2525mm(ホイールベース)
- ヴィッツ:3885×1695×1500(全長×全幅×全高)2510mm(ホイールベース)
- フィット:3955×1695×1525(全長×全幅×全高)2530mm(ホイールベース)
- デミオ:4060×1695×1525(全長×全幅×全高)2570mm(ホイールベース)
- バレーノ:3995×1745×1470(全長×全幅×全高)2520(ホイールベース)
- CR-Z:4105×1740×1395(全長×全幅×全高)2435(ホイールベース)
スズキのバレーノが一番近いサイズになります。バレーノはインド生産のインドやヨーロッパ向けに企画されたようですが、日産もスズキと似た狙いを持っているのでしょう(インドでは全長が4mを切ると税金が安くなるため、バレーノは全長が4mを切ることが求められたそうです)。
ホンダのCR-Zとも意外と似たサイズです。CR-Zと比べると全長は短いのにホイールベースは長いのでオーバーハングは短く、運転しやすいのではないかと思います。
他のコンパクトカーと比べると全高が50mm程度低く、この点は新しいマーチの特徴になりそうです。走行性能、燃費性能を考慮してのことと思われますが、ワイド&ローのボディサイズからホットバージョンも期待したいところです。1.5L程度のエンジンを搭載したニスモバージョンは出るかもしれませんが、改造用のベースモデルとなるものも期待したいですね。
エクステリアは2015年に公開されたコンセプトカー「スウェイ」にかなり近いもので、今後発表される日産の新車種もコンセプトカーに近いものになるのかもしれません。気になるのがフロントグリル。日産がVモーションと呼んでいるフロントグリルはあまり人気がないような気がしますが、日本導入時もこのグリルでいくのでしょうか?大型車には似合うと思うのですが、マーチのような小型車には威圧感が強すぎて似合わないように思うのですが。
マイクラとマーチは別モデルになる?
ヨーロッパ向けのマイクラとは別に日本向け5ナンバーのマーチがあるのではないか?という予想もありますが、タイ生産の新興国向け4代目マーチは日本でのセールスでは失敗しましたので、同じ轍は踏まないと思われます。またルノーのものを日産仕様にして販売することも考えられますが、ルーテシアはさらに大きく、トゥインゴでは小さすぎ、日本向けBセグメントとしてちょうどいいサイズがありません。
となると、やはりマイクラが次期マーチとなるのではないかと思われます。マイクラはカラーリングと内装の組み合わせが選べる、BOSEのスピーカーを用意するなど女性向け感があることも、マーチっぽい感じがあります。
- 作者: 日産自動車
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