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ハイオク仕様にレギュラーを使ってもいいのか?

ガソリンにはレギュラーとハイオクが設定されています。車もレギュラー仕様とハイオク仕様の二種類があります。そもそもレギュラーとハイオクの違いですが、それはオクタン価にあります。オクタン価が高い(ハイ)なのでハイオクと呼ばれます。

ちなみに、昔は鉛が入った有鉛ガソリンが使われていました。鉛を入れることでオクタン価が上がるからです。鉛が禁止となり鉛が入っていないことが当たり前なので、無鉛ガソリンという言葉も今では使われなくなりました。

ハイオク仕様にレギュラーを入れると?

オクタン価が高いハイオクはレギュラーよりも燃焼しにくくなります。燃えにくいというのは意外かもしれませんが、燃えにくいことでエンジンの性能を上げることができます。

燃えにくいハイオクを燃料とするとピストンをより圧縮することができます。圧縮した燃料に点火し爆発を起こすことでシリンダのピストンを動かしエンジンの動力となりますが、より圧縮できるためシリンダの長さを十分に活用できるためエンジン性能が上がります。

ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れると、オクタン価が低いため十分に圧縮できずに爆発のタイミングがずれるため異常燃焼、ノッキングが起きやすくなります。

最近ではエンジンが燃焼タイミングを検知して点火タイミングをずらすことが出来るのでハイオク仕様にレギュラーを入れてもノッキングは起きにくくなっていますが、燃費が悪くなるのでレギュラーとハイオクの価格差を考えるとレギュラーを入れる意味はありません。また点火タイミングをずらすことでエンジンに癖がつくとも言われます。

外車はハイオクが基本

海外のレギュラーは日本のレギュラーガソリンよりもオクタン価が高く、オクタン価は日本のハイオクとレギュラーの中間くらいです。ヨーロッパではレギュラーでもオクタン価が95以上で、それに対して日本のハイオクはJISで96以上となっていて、ヨーロッパのレギュラーは日本のハイオクに近くなっています。したがって日本国内のレギュラーガソリンではオクタン価が低すぎるためヨーロッパの車は基本的にハイオク仕様になっています。
アメリカはハイオクでもオクタン価が低いためレギュラー仕様とハイオク仕様があります。

レギュラー仕様にハイオクを入れると?

レギュラー仕様にハイオクを入れるとエンジンがびっくりするからダメだ、という話しがあります。エンジンは生きていないのでびっくりはしないのですが、ハイオクには洗浄剤が添加されることが多いためエンジン内の汚れが急に落ちてかえって調子が悪くなる、というケースは稀にあるようです。しかし、通常はレギュラー仕様にハイオクを入れて問題ありません。

レギュラー仕様のエンジンはそれほど圧縮せずに点火させるのでハイオクを入れても、燃費などはそれほど変化はないかもしれません。

まとめ

ハイオク仕様はハイオクを、レギュラー仕様はレギュラーを使いましょう。