ゴールド免許の条件や裏ワザについて

ゴールド免許のメリット

ゴールド免許のメリットはなんといっても任意保険が安くなること。
ゴールドとブルーでは同じ等級でも、ゴールド免許の方が1割から2割程度保険料が安くなるケースもあります。

優良運転者であるゴールド免許保持者は過去5年以上違反がないため、免許更新時の講習が30分程度と簡単なもので済みます。また講習料も少し安くなります。
都道府県にもよりますが、免許センターではなく最寄りの警察署(警察署に隣接した運転免許更新センター)で更新が可能です。

ちなみに、免許の約半分はゴールド免許だそうです。ゴールドが当たり前、というほどではありませんが、ゴールドだからといって偉いというほどでもありません。

事故を起こしてもゴールド免許?

更新の年の誕生日の41日前から過去5年と40日内に無事故無違反であること。
厳密に言えば、事故を起こしてもゴールド免許になる場合もあるので無違反が条件です。

人身事故の場合は違反を取られることがありますが、物損事故は無違反になりゴールド免許になります。人身事故であっても、ケースによっては違反を取られないこともあり得えるので、そういう時もゴールド免許の対象です。

私はたぶん人身事故扱いになった事故を起こしたのですが、違反点数をとられずにゴールドのままだった事があります。

しかし、いわゆる違反キップを切られると1点でも駄目です。スピード違反もシートベルトも運転中の携帯でも次の更新はブルーになります。
3ヶ月経つと違反点数が0になるケースがありますが、更新時に累積0点であっても5年と40日以内に違反があればブルーになります。
物損事故よりもスピード違反の方が影響するのは不思議な感じがしますが、決まりですので違反しないようにする他ありません。

少しでも早くゴールド免許にする裏ワザ

5年間無事故無違反でも、免許を更新するまではゴールド免許になりません。ゴールド免許は次の免許の更新を待つ必要があります。
ブルーでも5年更新の場合もあるので、場合によっては9年間無事故無違反なのにブルーという事もありえます。

逆にいえば、最後の違反から5年経過した後に免許を更新できればゴールド免許になります。
通常、免許の更新といえば有効期間の更新ですが、道路交通法ではそれ以外の更新も規定されています。

それは新しく免許を取ること。

大型免許や自動二輪免許を新しく取ると免許は更新されます。新しく免許を取得した時、過去5年間無事故無違反であればブルーでもゴールド免許になって返ってきます。
ちなみに紛失などの再発行は道路交通法で規定されている更新ではないのでゴールド免許になりません。

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